新型コロナウイルスに関する記事って、信ぴょう性が微妙なものが多いのです、批判的に読む必要があるのですが、下記の記事は面白いと思いました。
コロナ感染、港区・世田谷区が多くて荒川区・北区・足立区が少ないワケ
一部引用です。
アメリカでは貧困層ほど感染者が多いというデータが出ていますが、日本では全く逆です。これは、所得水準の低い区では感染者の少ない地元で働いている人が多く、都心の飲み屋にも行かず、地元密着で暮らしているからだと考えられます。
感謝数の多い、港区、新宿区、目黒区、品川区とかは、歓楽街やら羽田空港やらがあって、人の出入りが多いし、海外からの出入りも激しい。
また、
荒川区や北区、足立区など高齢化率の高い区ほど感染のリスクは低くなっています。高齢者ほど予防意識が高く、外出を控えているからだと思われます
とのことです。
これらの区は、高齢化率が高いだけでなく。繁華街も相対的に少ないし、海外どころか、他の区からワザワザ来る人も少ないっていうのはあるんでしょうねえ。
一方で、アメリカでは、貧困層の感染者、特に黒人やヒスパニックの感染者が多いのですが、これは明確に理由があります。
彼らは、
- 配送業者、医療、土木・建築などの従事者が多く、ソーシャルディスタンスが取りずらい
- お金がないので、感染リスクが高くても働かざるを得ない
- 食生活が偏っており、免疫力が低い
- 医療保険に入れず(アメリカには国民健康保険はない)、十分な医療サービスを受けられない人が多い
というのが主な要因だそうです。
日本の場合は、高所得のエリートビジネスマンでも、完全在宅勤務にできていない人も多いでしょうし、ソーシャルディスタンスを保てているかというとそうでもないですね。
職種にもよりますが、地元で自営業をしていれば、自己判断で感染リスクを避けることができます。
あと、日本では飲食店、ライブハウス、スポーツクラブでクラスターが発生したという事例は多々ありますけど、パチンコ店から感染が広がったという話は、僕が知る限り聞いたことがないんですよね。
「感染者がパチンコ店に行っていた」という事実はあるみたいですが、「そこから感染が広がった」とは報道されていません。
僕自身は、パチンコはやらないし、他の公営ギャンブル同様、国家がちゃんと管理して、収益は個人ではなく国家の利益に還元するべきだと思います。
パチンコ屋が感染拡大を誘発する可能性があるのは事実ですが、他の三密スポット以上にバッシングするのは、新型コロナ以外の理由があるんだと思います(多くは反韓意識)。
高所得者でパチンコ屋に入り浸る人の比率は少ないでしょう。
理由はさておき、日本って「ウイルス感染」という視点からも平等な社会なんだなあ・・・と思います。
ただ、経済的なダメージを受けるのは、所得の低い人たちからなので、日本でも格差は広がっていくと思いますけどね。