お金持ち

まだ予断は許さないとは言え、東京の1日の感染者数が100人を割り込んできて、収束のきざしが見えた感があります。

欧米で新規感染者数が減少し、経済も徐々に再開されています。

一方で、日本は自粛状態でゴールデンウィークに突入し、人々のストレスもかなり溜まっているようで、政治家や芸能人の発言が炎上したり、「不謹慎狩り」が横行したり、いじめも起きたりしています。

この状態は、持ってもあと1か月ぐらいかなあ・・・と思います。

「生活がヤバい」という人がさらに多くなってくれば、「感染防止はもういいから、経済活動を再開しろ」という声が大きくなってくるんだろうなあ・・・と思います。

現状では、「経済よりも命が大切」みたいなお題目が通用していますけど、こういう考え方が通用するのは、せいぜい第二次世界大戦後の一部の民主国家で成立している考え方に過ぎないし、民主国家においても、「経済よりも命が大切」というのはお題目に過ぎないと思うのです。

例えば、日本では1年間の交通事故での年間の死者数は3,532人(2019年)です。
この数は、4/26時点の新型コロナの死者数の10倍ですし、毎年これだけの数が死んでるんですよね。
でも、国家は自動車利用の規制を強める気配はないし、国民からもそういう強い要望は出てません。
むしろ、大気汚染や渋滞の方が問題にされています。

タバコや酒についても同様です。

特に「喫煙者の新型コロナ感染者は重症化しやすい」という報告もありますが、喫煙を規制する動きはないですねえ。
たしかに、最近は喫煙者に対する圧力が強まっていますが、「人の命を守る」ということよりは、マナー啓発の要素の方が強い気がします。

酒に関しては、規制することの弊害はアメリカの禁酒法時代を見ればわかることですが、高アルコール飲料の税金を大きく引き上げるとか、対策はあると思います。

アメリカなんか酷くて、銃で死ぬ人が年間3万人~4万人とされていますが、一向に銃規制は進みませんからねえ。

「国家は国民の命を守ることを最優先に考えている」というのはウソだし、国民が「国家は国民の命を守ることを最優先に考えるべき」と思っているかというと、それもウソだと思います。

新型コロナも、いま感染者が拡大している渦中にあるので、みんな「大変だ! 大変だ!」と大騒ぎしていますけど、ある程度収束するか、あるいは収まらなくても経済活動が停滞して、みんな疲弊してくれば、「数10万人くらいなら人が死んでもしょうがないから、普通の生活に戻すべき」となると思うんですよね。

「若い人感染者も死んでいる」という事実もありますが、死亡率が高いのは高齢者、要するに非労働者が多く、年金払いや医療費やらで国家負担額の多い人たちなんですよね。

80~90代死亡率、平均の6倍超 新型コロナで厚労省

政治家も国民も「人が死ぬのはしょうがない」とはあからさまには言えないですが、心の中でそう思っている人は少なからずいると思うし、その数は増えているんじゃないかと思います。

いま、まさに欧米で起こっているのがそういうことじゃないかと思います。

「リーマンショックを超える危機だ」と叫ばれつつも、株価がさほど落ちていないのは、市場は上記のようなことを織り込んでいるから・・・というのもあるんじゃないかと思っています。


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