日本

米国在住のタレント、野沢直子さんの記事が出ていました。

野沢直子 歯が抜けるも米国医療費高額過ぎて…「歯抜けばばあのまま貫く」

この記事を見て、「医療費の安い日本は良いな。日本人で良かった!」みたいなコメントがいくつか出ています。

医療費に関して言えば、たしかに日本は恵まれているでしょう。

でも、キューバなんかは医療費は無料なんですよね。
キューバ人からすると、「日本では医療費にお金がかかる!」と思うかもしれません。

ちなみに、野沢直子さんは、数か月前にBS朝日の「アメリカの今を知るTV」に出演されていました。
その時も、アメリカの医療費の高さを嘆かれていました。
アメリカでは救急車も自己負担だそうで、1回呼ぶと20万円くらいかかる(!)そうです。
よっぽどひどい状況でなければ、「救急車は呼ばないでくれ」と言うそうです。

それだけ聞くと、「ひどい国だなあ」と思うわけですが、野沢さん自身は、「アメリカに住み続けたい」と仰ってたんですよね。

1990年代にサンフランシスコに不動産を買ってたそうですが、いまは何倍にも値上がりしているはずです。
東京に住むよりも住環境は全然良いはずだし、芸能界にコネクションのない東洋人でも実力があればちゃんと活躍の機会を与えてくれるし、人々は明るくて楽観的だし・・・と良い面もたくさんあるんですよね。

アメリカは教育費も医療費も高いけど、能力が高い人にはちゃんとチャンスを与えてくれるし、大金持ちになるチャンスも大きい。
そうでなくても、景気は良くて、平均賃金も日本よりは高いです。

「●●な国ランキング」みたいなのが良く発表されてますが、それを見て一喜一憂したり、「日本がこんなに低いはずがない(あるいは高いはずがない)」と言ったりしてますが、あらゆる基準において「この国の方がこの国より良い」ということは言えません。

フランス、特にパリは日本人にとっては憧れの場所ですが、しばらく滞在すると、不便さと物価の高さが気になってくるし、人々の我の強さに辟易することも多いので、「ここに住みたい」とはあまり思わないんですよね。

日本は先進国の中では物価も安いし、サービスも良いです。
特に、外食の値段の安さとサービスの良さは世界屈指だと思います。
そこそこの都市であれば、24時間空いているコンビニもあって、一通り必要なものはいつでも揃えられる。
ただ、その利点も、働く側からすれば、低賃金で、過剰な労働を強いられているということになります。
海外出張に行ったときに、現地オフィスに行ったことがあるんですけど、日本よりはみんな自由で伸び伸び働いている感じでした。
働くストレスの大きさも、日本は世界有数かもしれないなあ・・・と思います。

最近は、海外移住も想定して、色々な国を視察していますが、裏表をしっかり見て、総合的に判断しないとダメだと思うんですよね。

特に、紛争や弾圧のない先進国であれば、どの国も生きるのにそれほど苦労はないはずなんですよね。

要は、自分が求めるものを満たしてくれるのはどこなのか?
という個人の価値判断になると思います。

日本に生まれた人にとっては、一番日本の制度に馴染みがあるので、日本が一番落ち着けるのは無理もないことですけどね。

 


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