昨日、沖縄にセブンイレブンが初オープンしました!
これまで、沖縄は唯一セブンイレブンがない都道府県だったんですよね。
知名度が高いコンビニチェーンで、しかも沖縄だけまだないということで、開店前からかなり話題になっていました。
開店当日は熱量もピークに達し、お店には行列ができていて、夕方行っても、まだ入店制限がかかっていました。
2年ちょっと前まで東京に住んでいて、セブンイレブンを至るところで見かけていた身からすると、行列を作ってまで行こうとする気持ちはよくわかりません。
沖縄には綺麗な海もあるし、首里城とか、グスクとか沖縄にしかない素晴らしい場所があるんだから、セブンイレブンに行列するくらいなら、そっちに行ったほうが良いでしょ!
と思うんですが、地元の人はそうしないんですよねえ・・・
僕自身、田舎で生まれ育った子供の頃を思い返してみると、当日、休日にちょっと遠出をして、ケンタッキーフライドチキンを食べて帰るのが、ちょっとした贅沢でした。
当時は、地元にマクドナルドはなかったので、マクドナルドに憧れていたんですよね。
僕が高校生くらいから、コンビニもでき始めましたが、できた当初は話題になり、人が殺到していました。
結局、人の欲望ってそんなものなんでしょうね。
沖縄は開発ラッシュ、出店ラッシュで、セブンイレブンだけでなく、先月は浦添市にパルコシティもオープンしました。
コストコが進出するという話もあるので、沖縄はどんどん便利になっていきます。
「物欲が満たされやすい環境が整っていく」と言ったほうが適切かもですが。
いまの那覇は発展していて便利ですが、東京と比べると、まだ足りないものはたくさんあります。
・ラーメンチェーンが少ないです(特に、僕が株主の日高屋が無いのは痛い)
・博物館、美術館、ギャラリーも少ないです
・劇場やコンサートホールが少ないので、エンタメも少ないです(沖縄系の音楽イベントはたくさんあるけど)
・映画館はいくつかありますが、単館上映の映画で来ないものも結構あります
・イケアがありません(ニトリは数件ある)
・お店が少なくて、手に入りにくいもの、手に入っても東京より値段が高いものがたくさんあります
一方で、綺麗な海があるし、人が少ないので混雑しないし、生活に余裕があるし、満員電車もないし、良いところもたくさんあります。
さらに田舎に行くと、不便さは高まりますが、自然や生活の余裕は確保できます。
あちら立てれば、こちらが立たず。
ということで、すべての欲求を満たすのは不可能なんですよね。
いろいろ新しいものができても、すぐに慣れてしまって「次は●●が欲しい!」となっちゃうんですよね。
ないものねだりをしたところで、それが満たされても満足はしないものです。
そこそこ現状に満足して「これだけあれば十分だよ」と思えることが、幸せに生きる秘訣だと思いました。