ルクセンブルク

なかなか良い記事があったので、紹介しておきます。

世界一の富裕国・ルクセンブルクには、なぜ高級車も高層マンションもないのか

なぜ、ルクセンブルク?
と一瞬思いますけど、読んで結構納得します。

海外(特に欧米)と比較して日本の課題を抽出する議論の多くは、一面的なものが多くて、なかなか参考にならないんですよねえ。

例えば、下記のような記事があります。

なぜドイツは年に150日休みがあるのに、ヨーロッパNO.1の経済大国なのか?(熊谷徹)

ドイツに詳しい専門家がお書きになっているので、「働き方」に関しては正しいことを述べられていると思います。
ただ、ドイツがなぜ「ヨーロッパNO.1の経済大国なのか?」ということまでは説明できていないと思うんですよね。
「働き方」に関する記事としては優れていると思いますよ。

このブログで何度も紹介している、エマニュエル・トッドの著作『ドイツ帝国が世界を滅ぼす』を読んだり、実際に中欧を旅したりして感じるのは、「ドイツが経済大国なのは、周辺諸国から搾取しているからじゃないか?」ということなんですよね。

ドイツに限らず、ヨーロッパ諸国は、EU連合の中でのポジションをどう築くかで、成否が分かれていたりするので、そのまま日本が参考にできるわけではありません。

アメリカも然りです。
アメリカは世界に誇る超大国なので、そこから学ぶべきことは多々あると思います。
ただ、ネイティブアメリカンの広大な土地を異民族が侵略して、世界から優秀な人材を集めるシステムを作って成長した国ですから、日本と事情が違います。

ちゃんと国の違いを踏まえた上で、日本が取るべき課題を抽出されているという点で、本記事は良記事だと思いました。


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