ちょっと間が空いてしまいましたが、先日書いたブログの続きです。
途中までしか書けなかったので、ちゃんと完結させます。
僕は、日本は良い国だとは思いますが、「最高の国だ!」とまでは思いませんね。
・経済が低迷、人口も減少していて、未来に希望が持てない
・同調圧力が強くて、異質のものを認めない
・人々はネガティブシンキングに陥りやすく、何かをやろうとしている人の足を引っ張りがち
・(都会は)人が多くてストレスが多い
・労働の自由度、柔軟性がない
といったところは、日本の良くないところだと思います。
ただ、どの国にも一長一短があるので、「この国が全てのベスト」というのはありえないと思います。
僕自身は、ブラジル、メキシコ、タイなんかは好きな国です。
人々が楽観的だし、細かいこと気にしないし、気候も良いです。
ただ、これらの国に生まれるのが良かったかと言うと、そうは思いません。
日本と比べると、政治が不安定で、治安も良くないし、インフラも未整備だし、利便性も良くないです。
必ずしも、文明が発達している国が幸せとは限らないけど、生まれるならやっぱり先進国が良いと思います。
では、どこに生まれるのが良いかと言うと・・・
まずは、オーストラリアです。
国土の割に人口も少なく、資源が豊かです。
労働時間も少ない割には生活にゆとりがあります。
気候も良いし、治安も悪くない。
政治も安定しているし、文明も発達しています。
あまり独自の文化が成熟してないのが難点ではありますが。
他には、ニュージーランドですね。
理由はオーストラリアと同様です。
オーストラリアと比べると、発展度が低く、気候も寒めですけど、良い所だと思います。
他には、カナダですね。
ここも寒いですが、アメリカ合衆国と比べると平和だし、落ち着いています。
上記の三国は英語圏ですが、英語ネイティブで育っておけば、海外での仕事や居住が容易になります。
アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリス、シンガポール、香港、インド、フィリピン当たりでは言葉の支障がなく住めますから、副次的なメリットが大きいですね。
非英語圏はどうかと言うと・・・
幸福度ランキングの上位を占める北欧諸国も良いかと思いますが、寒いのと、冬の日照時間が少ないのが難ですね。
ヨーロッパであれば、ドイツが良いと思います。
いま、ドイツは日本に次ぐ世界4位の経済大国だし、EUの実質リーダー国として君臨しています。
この辺は、エマヌエル・トッドの下記の本を参考にしてください。
人々の生活は落ち着いていて、時間の余裕もあります。
特に、労働者の休暇が長いのが良いですね。
労働時間が少ない割に、文明は発達している。
でも、いろいろ考えたところで、このくらいしか思いつきません。
シンガポールは、いまや日本を凌ぐ、アジアの経済拠点になっていますが、規制も強いし、国土が狭すぎるし、この国に生まれたかったとは思いませんね。
中国も、最近は経済成長は著しいけど、人間の成熟度や貧富の差や公害等を考えると、中国人に生まれたかったとは思いません・・・
いろいろ考えてみると、日本で生まれたことは、自分が日本人だからということは除いても、そんなに悪くはないかも・・・と思います。