最近、旅に出ていて、「ここで死ぬのはどうだろう?」とたまに思うことがあります。

別に自殺しようと思っているわけじゃないですよ。
老いた後、余生を過ごして、人生の最期を迎える場所として、自分にとってどこが一番良いのだろう?
そんなことを考えるのです。

「気が早いねえ」と呆れられるかもしれないけど、人生も折り返し地点まで来ているので、残りの人生をどうやって実りあるのものにするのか?
そして、幸せな死を迎えために、どうすれば良いのか?
というのを、どうしても意識してしまうんですよね・・・

20年前、卒業旅行で、西ヨーロッパを回りましたが、地中海沿岸(具体的にはニース)まで来たとき、「ああ、ここで死にたいなあ。死んだら僕の灰を地中海に撒いてもらいたいなあ・・・」なんて思わず考えました。
日本のジメジメした墓に入るよりは、そっちの方が良い気がしたんですよね。

・気候が温暖で乾燥していて過ごしやすい
・沿岸の風景が美しい
・人が多すぎず、落ち着いている
・食べ物がおいしい
・こじんまりした美術館が点在していて、文化レベルも高い

老後の人生を過ごして、死を迎えるならこういうところが良いなあ・・・とつくづく思ったものでした。

その気持ちはしばらく変わらなかったんですが、10年前にギリシアに行ったとき、「ギリシアの離島も良いなあ」なんて思ったものでした。
そして、今回クロアチアのアドリア海沿岸や離島を回ってみて、「(死に場所として)ここも良いかも」と思いました。

結局、ヨーロッパの南の沿岸地域や離島が好きなんですよねえ。

もちろん、沖縄も好きだし、海の美しさでいえば、南ヨーロッパをはるかに凌ぐのですが、湿度が高いし、雨がちな点が気になります。
沿岸の風景美しい風景も、探さないと見つからないんですよねえ。

ギリシャのイカリア島やイタリアのサルディーニャ島は長寿の島として知られています。
食生活や、起伏の多い地形が自然と体を動かす環境になっていること、家族や地域コミュニティがしっかりしていて、幸福度が高いことが理由として挙げられています。

たしかに、こういう島でマイペースで老後を過ごせたらなあ・・・なんてよく考えます。

何だかんだ言っても、歳を取ってから、違う風土や文化に適応するのは難しいので、老後を過ごし、そして死を迎えるのは、現役時代の生活圏からはさほど遠くはない場所になってしまうかもしれません。

でも、「老後をどこで過ごして、どこで死を迎えるのが一番幸せかなあ」なんてことを考えるのも、意外に楽しかったりします。


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