労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

台風の被害が大変な状況を迎える中、911を迎えました。
弱小投資家としてあの日を振り返ると、感慨深いものがあります。

あの日、僕は国内出張で地方に行ってたんですよね。
9月11日の夜は出張先のホテルで寝て、翌朝空港に到着すると、空港内がなにやらざわついていました。
出張客らしい二人の男性が「大変なことになったなあ・・・」と会話していました。
異常にセキュリティチェックが厳しかったのですが、飛行機は多少遅れて飛びました。

米国市場はしばらく閉鎖されたんですよね。
日経平均は大幅下落しました。

株式投資をはじめて2年くらいでしたが、最初の世界的事件でした。
僕は保有株が下落していくのを何もしないで見てました。
呆然としていたわけではなく、意外に冷静だったことを覚えています。
たしか、2日後くらいから買いを入れたのではないかと思います。
当時から逆張りをやってたんですよね。
結局、その選択は間違ってなかったんですよね。

その後、ブッシュというロクでもない大統領の指揮下、イラク戦争やらアフガン攻撃やらいろいろありましたが、NY市場はリーマンショックがあるまでずっと上昇を続けていたんですよね。

311しかりですが、国家を揺るがすような大きな災害や事件に見舞われても、経済は容易に崩壊せず、意外に持ちこたえてくれるものです。

経済、株式市場に影響するのは、むしろITバブルやサブプライム問題のような内在的な危機の方です。

もちろん、大きな事件は人々に深刻な影響を及ぼします。

さほどアメリカに詳しいわけではありませんが、911以降、アメリカはかなり変わった感じがします。
社会が成熟したというのか、深みを増したというのか、そういう感じがするんですよね。

一方、日本の方は311を経てあまり変わってないようにも思えます。
人災と天災というのもあるし、起きた時期も状況も全く違うので、単純比較はできないことは重々わかっていますが・・・

アメリカ人と比べると、日本人は心配性で悲観的な傾向があると思うのですが、過去の出来事に関しては全く逆にも見えます。
実際、311に関しては、まるで起こらなかったかような雰囲気になっています。
東京オリンピックにしても、誘致時は東北復興というのがサブテーマとしてあった気がするのですが、それも忘れ去られている気がします。
辛い経験、不幸な経験は全て忘れてリセットしようとする国民性があるのかもしれません。
敗戦後も、そんな精神性を持っていたからこそ、復活を遂げ、経済成長を成しえたのだと思うと、これは必ずしも悪いことではないと思います。

世界各国を回っていると、虐殺博物館やら戦争博物館やらが負の遺産が沢山あります。
日本は原爆ドームは残っていますが、負の遺産はそんなに残ってないんですよね。
オウムのサティアンも残ってないし、震災の遺構も解体されることが多いです。

歴史がある国、民族がどうして負の遺産に拘らないのか、ちょっと不思議ではあるし、僕自身は違和感を覚えたりもしますが・・・


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