バブル

経済ニュースを見ても、「バブル越え」「バブル以来の・・・」みたいな用語が目立つようになっています。
最近は、バブル時代がリバイバルブームになってるようです。

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あまりそういうのは目にすることもないので、「ホンマかいな」というのはありますがね。

「昭和レトロ」が昭和時代をそのまま写し取ってるわけではないのと同様、リバイバルしているバブルブームも80年代バブル時代と同じものではないんですよね。

当時はほぼ日本全体が浮かれていたというか、高揚感があったと思うんですよね。

このたびのリバイバルは、
・バブルを経験しているオヤジ世代がノスタルジーに浸る
・バブルを知らない若者が、ごっこ遊び的に束の間のバブル気分を楽しむ
みたいなもんだと思います。

そもそも、所得格差が広がり、右肩上がりで経済成長する可能性が薄く、金利もほとんどつかず、人々の価値観が多様化し、終身雇用・年功序列が崩壊し、非正規雇用が増加している現代において、バブル期のような一体となった高揚感なんてすでにないと思うんですよね。

バブルというのは、崩壊してはじめて「バブル」と呼べるわけですが、バブルを謳歌している人たちは、「バブル」という認識はなかった。
いまは「バブル」と呼びながらバブルの雰囲気を楽しんでいるんだから、それは一瞬で消えていく泡のようなものだという自覚の上でだと思うんですよね。

僕にとっては、バブルブームの再来は、バブル再来の兆しではなく、むしろ閉塞した日本で束の間の高揚感を味わう一時的なイベントに過ぎないと思っています。
本当にバブルの再来があるのであれば、80年代の焼き直しじゃなくて、新しいトレンドを志向していると思うんですよね。


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