” target=”_blank”>「私が10歳の日本人なら、ただちにこの国を去るでしょう」ジム・ロジャーズが語る! クーリエ・ジャポン記者も直撃
途中で有料記事に誘導されるのが残念ですが、示唆に富んだ意見ですねえ。
ジムロジャースって、いまは引退生生活に近いし、極論も多いので、言うことをすべて鵜呑みにする必要はないと思うけど、納得性のある話です。
僕が昨日書いた記事ともちょっと重なるかな・・・と思います。
東南アジアに来て驚くのは、子供がやたら多いことです。
特に、カンボジアはベビーブームが起きているんじゃないかと思います。
そこらじゅうで子供が遊んでいるし、子連れの親も、3人くらい子供を連れて歩いていたりします。
まあ、カンボジアの場合は、ポルポト政権時代(1970年代)に国民が大量虐殺されたので、老人(特に男性)が相対的に少ないんですよね。
一方で、日本は老人ばかりいる国だと改めて思います。
普通に生活していると、つい意識しなくなってしまうのですが・・・
もちろん、渋谷や六本木のように局所的には若者が多いところがありますが、地方や東京の下町に行くと、圧倒的に老人が多いです。
それが当たり前の風景になっていて、意識しなくなっているのは怖いなあ・・・と思います。
本当に、「未来の日本経済の担い手はどうなるんだ」とか、「国の借金は誰が返すんだ:とか、「僕ら世代の介護は誰がやるんだ」とか思うと、暗い気分になります。
東南アジアはまだ発展途上ですけど、活気があって、明るい未来が見えている気がします。
まあ、いつまでも右肩上がりの成長が続くわけでもないし、成長の半面、犠牲にせざるを得ないことも多いと思いますがね。
でも、高度成長期の日本を見ているようで、どこか微笑ましいんですよね。
で、僕はこの年齢だから、逃げ切れると思いますが、10代だったら、日本を去った方がいいかもしれません。
まあ、10歳では自分で選択できる人はいないでしょうがね。
とはいえ、若いころから語学を勉強して、海外に何度も行っておいて、いつでも日本を脱出できるように準備を進めておくことは有意義だと思いますね。
これからの時代は、日本に生まれたからと言って、日本で生活して、日本で経済活動を行う必要はないと思います。
もちろん、僕は日本がもっと元気になって欲しいと思っているし、日本が世界に誇れる大国であって欲しいとも思っていますよ。