ホーチミン

ベトナム、カンボジアと周遊してますが、交通渋滞がひどいです(写真参照)。
横断歩道はあっても信号がないことが多いし、信号があっても守られなかったりします。
当然、歩行者も信号は守りません。
というか、信号がない所では守りようがないし、信号があっても守ったところで轢かれる可能性はあります。
東南アジアの国は全部行ってますが、信号を守る国はシンガポールくらいだと思います。

欧米のような先進国は知りませんが、旅人の友達に言わせると、「信号を守るのは日本人とドイツ人くらいだよ」とのこと。

僕は、子供の頃、親から「赤信号でも車が来なかったら渡っても良いんだよ。ただし、気を付けて渡りなさい」と教えられてきました。
それをずと実行してきたのですが、警察官やら学校の先生やらに結構怒られたんですよね。

でも、海外に行くと、僕の親の言っていたことが正しかったことが良くわかります。
信号を守ってばかりいると、海外では怖くて横断歩道が渡れなくなるんですよ。
上記の写真のような状況で、車やバイクの途切れた間を縫って、道を渡らないといけないんです。
これ、慣れれば誰でもできるんですが、意外に日本人にはなかなかできません。
実践したことがほとんどないから、無理もないです。

でも、これって信号に限らないんですよね。
ルールを守るというのは、秩序を維持するための手段であって、目的ではない。
というのが、一般的だと思います。

でも、それが日本では目的化してしまっている節がある。
だから、もはや意味のないルールが延々と残り続けたりするんですよね。

そう言えば、ヨーロッパではバスや路面電車では切符を切らないことが多かったです(今は違うかもしれませんが)。
だから、無賃乗車もバンバンできたんですよね。
ただし、たまに抜き打ちで改札があって、無賃乗車していると多額の罰金が課せられます。
それで、鉄道会社にとっては、最終的には帳尻が合うみたいなんですよね。
そっちの方が人件費が安く済むから合理的かもしれませんね(笑)。
「ルールは絶対守るべき」という発想ではなく、「ルールを守るか破るかは自己責任。ただし、破った時の代償も自己責任」という発想があるんでしょうね。

ある日本の日用品メーカーが中国進出に苦戦していたそうなのですが、商品力やマーケティング力が他社より劣っていたわけではなく、単純に流通にリベートを払わなかったからなんだそうです。
欧米の企業はリベートを払ったから、店頭に商品を大量に並べてもらい、大量に売れたんだそうです。
「郷に入れば郷に従え」と言いますが、「ルールはルールだから守るべき」とか言っていると、海外でビジネスできなくなってしまったりもします。

グローバル化時代には、うまくルールを破るコツをマスターした方が良いと思いますよ。
日本の教育も、ルールを守ることを教えるのではなく、秩序を維持するために何をしなければならないかを先に教えて、そのための可変的な便宜としてルールを教えるべきだと思います。


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