さて、昨日の東大五月祭の続きです。

東大五月祭「中村祐介トークショー」でデザインの勉強
東大生協 中央食堂で学生気分で美味しくランチ

午後からは東大仏教青年主催の夢枕獏の講演会です。

農学部の弥生講堂にて。
東大農学部

農学部エリアは、本郷キャンパスでも辺境地帯のため、途端に人が少なくなります。
屋台は出ているし、イベントもやってはいますけど、地味です。

弥生講堂は、木材を使った美しい建築です。
まどに木々の緑が映える設定になっています。
弥生講堂
新しい建築のようですね。
なかなか素敵でした。

さて、講演会のテーマは「旅と物語」。
CIMG4139

会場は途端に年齢層が高くなります。
平均年齢が40代くらいでしょうか?
空席が目立ちました。
東大生と言っても、せっかくの学祭だから、ちゃらちゃら遊んで、こういう講演会には出席しないんでしょうかね・・・

まあ、若者はそんな感じで良いでしょう。

夢枕さん、話は面白いんですが、あまり構成が練られてなくて、話の焦点が定まらなかった感じがあります。

メインは、夢枕氏がテーマにしている、玄奘三蔵法師に関して、大唐西域記の足跡をたどる旅についてでした。
西遊記だと、三蔵法師って軟弱な僧侶として描かれているけど、全くそんなことはないそうです。
日本では夏目雅子、深津絵里が演じていて、女性的なイメージを纏っていますが・・・
全然逆。

かなり過酷な旅程で、かなりの体力と気力がないと生きて帰れない過酷な旅です。
夢枕氏の足跡をたどった取材旅行の紹介がありましたが、現代においてもかなり過酷な旅なんですね。

でも、夢枕さんによると「玄奘の一番すごいところは、インドからお経を取ってきたところではなく、戻ってから残り一生をその翻訳に捧げたことだ」とのことです。
いまでも、日本でお経を読むときは、玄奘訳で読んだりしている。
たしかに、約1400年後の異国の地の宗教基盤となり、いまだ影響を及ぼし続けているのだから、業績の凄さは疑いようがない。

一生かけて取り組むべきことって、一体何なんだろう?

そういうことを思わされた講演会でした。


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