慰安婦像

(写真は数年前にプサンで撮影した慰安婦像)

BTS(防弾少年団)の所属事務所が上場して、すごい時価総額を記録しましたねえ。

K-POP「BTS」所属事務所が上場 時価総額、一時1兆円

ただ、その直後に急落して、損をこいた投資家も多いとか……

BTS事務所の株価暴落 時価総額1日で約1800億円減少

エンターテイメント系、特に芸能関連の企業への投資は難しいのが実態です。
ヒットは先読み読みできないので、業績予想もできなければ、適正株価も計算しにくいですからね。

僕自身は、東宝(9602)の株は持っていて、買値から2.3倍になっています。
『君の名は』、『シンゴジラ』、『天気の子』などの大ヒット作品が出て、業績も好調でしたが、私が評価したのは、TOHOシネマズの事業です。
各地の映画館がTOHOシネマズに様変わりしていたり、多くのショッピングモールにTOHOシネマズが入っているのを見て、「将来性がありそうだ」と思います。
株価や指標を東映や松竹とも確認した上で、「まだ上昇余地がありそうだ」と判断したんですよ。

話がそれましたが、アメリカのヒットチャートを見ていても、BTSが上位に来ていて、驚かされます。
PSY(サイ)の『江南スタイル』そうだったんですが、K-POPはアメリカのヒットチャートの中に入れてもあまり違和感はないんですよね。

映画にしても、『パラサイト』がカンヌ、米アカデミー賞を総なめしましたが、グローバルな文脈に置いても、韓国映画は違和感はないし、十分評価に値します。

日本の場合はどうかというと……
古いですが、坂本九の『上を向いて歩こう』は海外でもヒットしたし、最近ではベビーメタルがアメリカで当たって、日本で不思議がられたりしましていましたが……
海外、例えばアメリカで、普通に入っていけるようなミュージシャンってそうそういないかなあ……と思います。

実力のあるミュージシャンはもちろんいるのですが、言語の壁を越えて海外で受け入れらる土壌は薄い気がします。

映画も同じで、最近は黒沢清監督の『スパイの妻』がヴェネツィア国際映画祭でシルバーライオンを獲得したりしていますが、海外で評価される作品が、必ずしも日本の映画産業の中で主流を占めているわけでもなく、映画産業全体が世界と戦っている、というよりは、映画監督個人の才能で国境の壁を突破している感じがします。

韓国は人口も少なければ、経済規模も小さいので、儲けるためには最初から海外市場を視野に入れておかなければならないという事情もあるわけですが……。

中国の話は前に書きましたが、日本は、経済ではだいぶ優位性を失っても、文化面ではまだ少なくともアジアでは主導的な役割を果たしているのかあ……と思っていたら、最近はそうでもなくなってきたようなんですよねぇ。

文化でも日本が中国に負ける日

「別に海外で儲けなくても、国内で受ければ良いんじゃないの?」という意見もあるでしょうが、強いコンテンツがある国は、やっぱり一般大衆からも支持されて、印象も良くなります。

日本は第二次大戦でアメリカにひどい目に遭いましたけど、それでもアメリカが好きなのは、音楽、映画、ドラマ、アメリカブランドの商品やファッションに魅力があるところも大きいと思うんですよね。

トランプ政権下のアメリカは嫌いですが、だからと言って「AmazonやFacebook使わない」、「コカ・コーラは買わない」、「スタバにはいかない」とはならないし、僕にとってはアメリカのイメージはトランプ大統領やそこで行われている政治ではなく、消費文化です。

中国人や韓国人も、「日本文化が好きで、日本も嫌いじゃない」も多いし、「過去のこと、政治面では受け入れられないけど、日本のマンガやアニメは好きだし、そういうものを生み出している現在の日本社会は素晴らしい」と思っている人も多いです。

ベルリンの慰安婦像とか、「辞めてくれよ」と思うことも多いんですけど、韓国文化が世界を席巻して、日本を圧倒してくると、海外の日本に対する印象も変わってくるんだろうなあ……と思ってしまいます。

そう言えば、『鬼滅の刃』が、日本で大ヒットしてますね。
私は完全に出遅れてしまったので、最初からキャッチアップするかどうか……と考えているところです。
同時に、こういうのを見ていて、「海外でも大ヒットさせられるかなあ」と、そういう視点で最近は見てしまいますね。


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