SNSを見ていると、安倍総理の辞任に関して、小競り合いが結構起きているなあ・・・と思います。
安倍さんに対して業績を評価するコメントをしたり、「お疲れ様でした」、「これまでありがとうございました」みたいな投稿をしている人がいて、それに対して噛みついてくるアンチ安倍みたいな人たちがいます。
僕は、そういうことには巻き込まれたくないので、政治的なことは、なるだけSNSには書かないようにしているし、書く場合もできるだけ中立的に書くように心がけてます。
僕の友人にも、色々な人がいるので、どういう意見表明をしても、誰かが突っ込んでくる可能性はありますからねぇ。
「事なかれ主義」と思われるかもしれないけど、処世術としてやむを得ないことです(それ以前に、政治的なメッセージを発信するほど強い思いがあるわけではないので)。
子供のころ不思議だったのが、明確に自民党を支持している人ってほとんど見かけない(野党支持はみかける)のに、選挙になると自民党が過半数の得票を得ているという事実でした。
今回の安倍さんの辞任に対しても、辞めた後で安倍総理に対してポジティブな投稿をしている人が結構いて、「この人たちは安倍支持者/自民党支持者だったんだな」と改めて知ったりもしました。
世界的にも、日本人は支持政党を明確にしないし、政治的な言動はあまりしない人種なのかな……とは思いますが、SNSを見ていると、結構発言している人がいるんですよね。
メディアとSNSの存在によって、日本でも分断が進んできているなあ……ということを実感します。
ただ、日本は、
- アンチ自民党、アンチ与党を受け止める政党がないので、国民が分断されても政治は分断されにくい
- 若者人口が少ない上に、若者が政治に無関心なので、彼らが日本社会を変える原動力にはなりにくい
というのはあると思いますよ。
良くも悪くも、日本はなかなか変わらないし、政治的な混乱も起きにくい社会なんだと思います。
日本は民主主義国家ではあるけど、欧米的な民主主義国家ではないなあ…‥ということを最近凄く実感するし、欧米型の民主主義も意外に脆いなあ…‥ということも同時に実感しています。