感染者が再拡大する中、Go Toキャンペーンが始まりますねえ。
「Go To Hell キャンペーンだ!」なんて言っている人がいましたけど、うまいこと言いますねえ。
「アベノマスク」といい、政策を皮肉るワードって気の利いたものが多いですね。
それはさておき、WHOは誤った政策を取る国に警告を発しています。
WHOというか、テドロス事務局長が完全に信用されていないので、あまりマトモに取り合う国もないのかもしれません。
風俗嬢に説教するエロオヤジの客みたく「お前が言うんか!?」みたくなっている感がありますね。
それはさておき、今回に関してはWHOの警告は聞くべきだと思うんですよ。
日本も警告の対象国になっているのかは定かではないですが、少なくとも「Go To」を今のタイミングでやるのは愚策だと思います。
沖縄はほぼ新規感染者数ゼロで来ていたのが、関東からの旅行客や、沖縄から都会への出張者によって、再び感染者が出てしまいました。
地域間の行き来が活発化すると、東京で再拡大している感染を地方に広めてしまう可能性は高いと思っています。
ちなみに、僕の友人には旅人が多いんですが、彼らは非常事態宣言が解除されたら早速旅行に行っていたし、Go Toの利用も想定して、夏休みの計画を練っています。
自粛する人はし続けるんでしょうけど、Go Toに後押しされて旅行に行く人も少なからず出てきそうですし、そのためのキャンペーンですからねえ。
旅行業界、観光関連業界が大変なのはわかるんですけど、いま感染を広げてしまうと、長期的にはもっと苦境に陥ってしまうんじゃないかと思うんですよね。
日本が、新型コロナを封じ込める直前まで来ていたのに、規制を緩和して再拡大を招いてしまったのは残念ですね。
欧米にせよ、中南米にせよ、もはや完全封じ込めは諦めた感があります。
彼らはワクチン、治療薬の開発に望みを託しつつ、新型コロナとの共存に向かっている感はありますが、日本はもう少し努力していれば、台湾やニュージーランド同様に封じ込めに成功できたと思うんですよねえ。
日本は欧米ばかり見ていて、そこに足並みを揃えようとしているのが問題じゃないかと思いますよ。
いずれにせよ、これで感染が再拡大してしまったら、完全に安倍政権は失政を糾弾されるだろうし、安倍政権のとどめの一撃にもなりそうですね。
「Go Toキャンペーン」は安倍政権が「Go To Hell」になるキャンペーンでもあると思います。
「Go Toキャンペーン」の動向を、これからも生温かく見守っていきたいと思っています。