会社員

一流大学の就職人気ランキングが出てますが、相変わらず大手企業志向が強いんですね。

上位大生就職人気ランキング 大手日系老舗企業が上位20社を独占

先日、日本の学生が公務員志向が強いことについて書きました。

大学生が公務員になりたがる日本はダメなのか?

僕が新卒で就職活動するかなり前から、
・民間企業よりは公務員
・民間企業に行くなら、大手老舗企業
という意識が強かったです。

僕の新卒時くらいから、優秀な学生が外資系(金融やコンサル)を希望する傾向も出始めていました。

その後に、ITバブルがあったんですが、起業ブームも一時起きました。
ただ、これもITバブル崩壊で萎んでしまいました。

フリーターブームは、非正規中年、中年ニートを大量に生み出しました。
「IT革命」も同様で、起業して失敗した人の多くは、成功した企業に労働力を安く買い叩かれてしまったんですよね(優秀な人はちゃんと再起してますが)。

つい昨日ですが、内藤忍氏がブログに下記のようなことをお書きになっています。

会社員という「ハイリスク・ローリターン」な選択

独立して成功した人は「会社員に未来はない。起業しろ」みたいなことを仰います。
会社を辞めてみて実感するんですが、起業も決してラクではありません(当たり前だけど)。

会社を辞めて起業する場合、会社を相手に商売するか、個人を相手に商売するかになるんですが、

前者の場合は、会社員の経験を活かすことが多くなります。
そうなると、前職の人脈を頼ることになりますが、会社員時代にちゃんと仕事してないと、仕事はもらえません。
あと、日本の企業はリスク回避志向が強いので、どこの馬の骨かわからない企業や人に出資したり、仕事を回してくれたりはなかなかしないんですよね。

後者の場合も、モノを売る場合は別ですが、サービスを売るのは個人相手には結構難しいです。
ファイナンシャル・アドバイザーをやっている知人がいますけど、コンサル料で儲けるのはなかなか厳しいんですよね。
お片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんが、アメリカに拠点を移したのも、アメリカの方が稼げるからなんですよね。
日本は個人が提供する無形サービスにお金を払う慣習があまりないんですよね。
マッサージとかエステとかは比較的商売になりやすいと思うけど、個人相手のコンサルティングってなかなか成立しないです。
お金を持っている中産階級の層もそんなに厚くはないですしねえ・・・

内藤忍氏は、会社員は「ハイリスク・ローリターン」と仰ってますが、
実際は「ミドルリスク・ローリターン」くらいだと思います。
以前(バブル崩壊前)は、「ローリスク・ミドルリターン」だったと思いますが。

で、起業はどうかというと・・・
「ハイリスク・ミドルリターン」くらいだと思います。

結局、いまの日本で仕事をするということは、リスク-リターンの関係からして、あまり良いとは言えないと思いますね。

だから、灘とか開成の優秀な学生は、東大ではなく、海外の大学を第1志望にするんですよね。

起業を別にすれば、本当に優秀な学生は、海外で就職するか、外資系の一流企業に行くかを選ぶようになりつつあるんじゃないかなあ・・・

トップ層でも階層分化が進んでいくだろうから、「一流大学」「東大生」「早慶」「一流企業」「大手企業」みたいな括りでは、物の本質は見えなくなってると思います。


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