労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です
そう。
私が最初にそれを目撃したのは、「虚報タイムス」の記事だったんです。
「1億総活躍省」を新設、職員1億人を雇用へ
さすが虚報タイムス。
「1億総活躍」とか面白いネタ思いつくなあ~。
なんて、最初は感心していたんです。
ところがっ!!
先日、テレビ見てたら「1億総活躍担当相に加藤氏」と出てきたのです。
!!!!!!!!!!!!!!!!
思わず、卒倒しそうになりました。
続いて、こんな記事もっ。
ぱくられて突っ込み入れるような政策かっ??
一瞬、どこかのパラレルワールドに迷い込んでしまったのかと思いました。
嗚呼、いったい僕はどんなおかしな世界に迷い込んでしまったのだろう?と。
その後、ネット上で「1億総活躍相って意味不明」みたいなコメントを見て、「嗚呼、僕はリアルの日本社会にいるんだな」と、ふとふとに返りつつ、安堵とも、不安とも、後悔とも、失望とも、諦めともつかない、何とも不思議な気分に襲われました。
1億総玉砕
1億総特攻
1億総懺悔
1億総中流
1億総白痴化
・・・
「1億総●●」って全部ダメないじゃないですか?
「1億総活躍」って、ネタかと思っちゃいますよ。
にしても、付和雷同感満載な語感がイヤですよねえ。
財政赤字が膨らむ中、少子高齢化が進み、もはや国家が国民を支えられなくなっている。
そんな中、政府としては「年金や生活保護に頼らず、働けるヤシは死ぬまで働けゴルァ!」といいたいんだと思います。
それをオブラートに包んで言っているのが「1億総活躍」。
でも、僕は活躍なんかしたくないんですよね。
リタイアしたらどの国で過ごそうかな~♪
平日に映画や美術館にも行きたいな~♪
なんて思っている中、「1億総活躍」なんて言われても困るっ!!
というのがホンネです。
まあ、日本の人口は1億2730万人いるわけですから、残りの2730万人は活躍しないで良いってことですよね。
僕は、この2730万人を目指したいと思います。
1億人の臣民の方々におかれましては、馬車馬のように働き、子作りに励み、粉骨砕身、神国ニッポンのために尽され、豊かで明るいニッポンの未来を築いて戴くことを心より願ってをります。
合掌