一週間の東京出張も終わりです。
平日の仕事があがった後や、週末は以前の同僚や友人と飲んでいました。
年末だったので、連日忘年会でしたよ。
で、飲んだ中には一流大学を卒業して、大企業に勤めている人もいます。
40代になれば、管理職になっている人も多いのですが・・・
彼ら自身、あるいは彼らより上の世代の人たちの話を聞いて、大変な状況を実感しましたね。
IT化が急速に進展しているし、ビジネス環境は数年で大きく変わってきています。
昔のやり方が通用しなくなってきていて、過去の業務経験が必ずしも活かされるわけではない。
適応力という点では若手の方が優れているし、中高年になると仕事のポストもどんどん少なくなっていく。
高度成長期のように、年功序列はもはや成り立ちにくい。
一流大学を卒業して、大企業に就職して、若いころは寝る間も惜しんで働いていた人が、いまや閑職に追いやられたりしている。
そうでなくても、管理職になって、これまで学び、実践してきた専門知識をいかせないでいる。
そんな人がたくさんいるんですよね・・・
このことは、会社にいる頃から目の当たりにしていたんですが、会社を辞めて、沖縄に移住して、改めて外からその光景が異様に映りました。
彼らの能力が、会社(他社も含めて)、あるいは会社以外の他の世界で活かされないんだろうか・・・と考えたりもします。
僕自身はドロップアウトしてしまっているので、もうどうでもよい気持ちでいますけど、日本社会にとってみれば、中高年人材をどう活かすのかというのは大きな問題だと思いましたよ。