老人農家

少し前の、やまもといちろう氏のブログで下記のような記事がありました。

働き方セミナーで見た若い人の希望「いつかは正社員」って夢無さ過ぎじゃないか?

一部引用させていただくと、地方の若者の志向が、

起業志向は5%もいない代わりに、半数以上の学生さんたちは年収は手取りで400万の正社員、結婚して子供が二人ぐらいで着ているというのが人生設計の標準だったりします。

ということが判明したそうです。

まあ、こんなもんだよなあ・・・
と思いますね。

地方って、背伸びしなくても生きていける代わりに、背伸びしようという意欲も薄れてしまう場所なんですよね。

日本全体が若者が草食化していると言われていますが、もし、東京23区に住んでいる若者が日本全体を占めていたら、日本経済はもっと活性化していると思うんですよね。

地方の若者が、現実的と言うか、小市民的なのにはちゃんと理由があります。

そもそも、自分がやりたい仕事があっても、地方にはその仕事自体がないことが多いです。
自分で仕事をつくろうとしても、市場そのものがなければどうしようもない。

例えば、
「ゲームが好きだから、ゲームクリエーターになりたい」と思っても、募集自体がない
「エスニック料理が大好きだから、エスニック料理の店をやりたい」と思っても、来る客がいない
「起業したい」と思っても、一緒にやれる仲間がいない
みたいなことが起きるんですよね。

そのうち、「まあ、普通に就職して、普通に結婚できればいいか」となります。

そもそも、地方の少年少女たちは、
すごく勉強できる子供は、「医者か弁護士になれ」と言われます。
普通に勉強できる子は、「地元の国立大学に行って、県庁か市役所に勤めろ」と言われます。
あるいは、「地方銀行、電力会社、地元メディア等のお堅い企業にいけ」と言われます。
自営業の子供は、「家業を継げ」と言われることもあります。

「起業したい」とか「YouTuberになりたい」とか「国際ジャーナリストになりたい」とか「イラストレーターになりたい」とか言うと、「何それ?」と不審な顔されたり、「そんな不安定/危険なことはやめなさい」と大人たちに諭されたりします。

そんな中で、正社員として一般企業に就職して、30代で年収400万円も行けば、十分「勝ち組」と言えるんですよね。

刺激もそれほどないし、人々の欲望もそんなに強くなくて、いま置かれている状況で充足して生きていけるというのは、ある意味「幸せ」と言えるかもしれません。
僕自身、沖縄に移住して、東京時代ほどに収入もなければ、生活レベルも高くはないんだけど、別に不満はないし、いまの方が幸福度は高いですからねえ・・・


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