日本銀行

学生の間で大企業志向が強まっている、という話は先日書きました。

学生の大企業志向が強まっているそうだが…

ただ、同じ大企業でも、人気業界の変遷はありますね。

特に、銀行の人気の凋落ぶりは激しいです。
こんな記事がありました。

銀行員が「一生安泰」ではなくなった深刻背景 儲けられなくなった本業、急増する転職者

東洋経済にしては(と書くと失礼か)、 よくまとまっていますね。

僕が就職活動していた20年前は、銀行はまだまだ人気業界でした。
不良債権処理の影響は残り、長銀や日債銀の破綻もあり、「金融ビッグバン」が喧伝されていましたけど、まだ当時は「銀行=日本の経済を担う花形産業」というイメージはあったんですよね。
特に、都銀は人気でしたね。

僕の一流大学に通っている友人も、複数の会社で内定を取り、都銀に行きました。
彼はもともと優秀だったし、きっちりしていて銀行員に向いているので、生き延びてちゃんと出世コースに乗ってますけどね。

僕自身は、銀行には興味なかったので、就活では対象外でした。
ただし、外資系金融や日系の証券会社は回りましたけどね。
いまからしても、銀行の仕事の魅力はなくなってるなあ・・・と思います。

金利も下がっている上に、企業や個人に貸し付けて回収するビジネスモデルも行き詰まり、消費者の得にもない金融商品を売ったり、カードローンを薦めたり・・・
運用系の仕事には興味あるんですけど、会社員としてよりも、個人としてやったほうが、自由にできていいかな・・・と思います。

思い返すと、20年前の時点で銀行の凋落はある程度見えていたんですよね。
「間接金融から直接金融へ」みたいなことは言われていました。
僕が会社に入った直後くらいから、メガバンクが消費者金融を傘下に収めはじめました(銀行のノウハウだけではリテールは成立しないことが露呈した)。

表面的な人気に飛びつかず、冷静に判断できていれば、就活で失敗することもなかったと思います。
まあ、銀行からの転職に成功した人もいますし、生き残ってバリバリやってる人もいるから、当時の銀行への就職が必ずしも良くなかったとは思いませんが。

ただ、銀行に就職した友達は、当時「銀行は社会の血液だ」みたなこと言って誇ってたんですけど、もはや血液としての役割がだいぶ疲弊してしまっているのは事実ですね。

銀行以外に、僕が就職活動していた頃と比べて凋落したのは、
・マスコミ(特に、新聞社とテレビ局)
・大手通信(要するにNTT)
・電力
・家電メーカー *凋落とまでは言えないかも

あたりかなあ。

一方で、商社は当時も大人気でしたが、いまはもっと人気が出てます。

当時の時点ではさほどでもないけど、今後伸びると期待されていた業界がバイオテクノロジーでした。
ただ、当時言われていたほどには盛り上がらなかったですね・・・

IT・ネット業界も期待されていました。
Yahoo!やソフトバンクみたいに大成功した企業もありますが、大半は消え去ってしまっています。
ジャストシステムみたく、消え去ってはいないけど、当時の輝きを失った企業もあります。
就活の時点で、伸びる企業を見極めるのは至難の業だったと思います。

昔話が長引いてしまいましたね。
結局、その時点での人気だけでなく、将来性をちゃんと見極めることと、他のところでも通用するスキルを身につけられることもしっかり考えなきゃならないということですね。
僕が就職活動していていた時点で、ちゃんと考えていたかというと、全然そんなことはないのですが(苦笑)


4件のコメント

  1. deefe

    結局良かったのは、一般の人は誰も知らない地味な企業、材料メーカーと素材メーカーとかだった。

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    • bucketlist

      キーエンスやファナックは、20年前から知る人ぞ知る、高給の優良企業でしたが、いまでもそれは健在ですからねえ。。。

      返信
  2. z

    ジャストシステムって復活して超優良企業ですよ

    返信
    • bucketlist

      コメントありがとうございます。知りませんでした。調べてみると、最近株価も上昇してますねえ・・・ 失礼しました。

      返信

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