「低すぎる最低賃金」が日本の諸悪の根源だ 2020年の適切な最低賃金は1313円

デービッド・アトキンソン氏の記事ですが、なかなか示唆に富んでいます。

日本は最低賃金が低いですが、その中で、沖縄はかなり最低賃金は714円と低いです。
「2020年の適切な最低賃金」の半額近くしかありません。

なぜかというと、
・大きな産業がない(第1次産業以外では観光産業くらいか)
・賃金が安くても働きたいという人がいる(沖縄県民は地元意識が強く、賃金が高くても県外に出たがらない)
・労働単価の高い特別スキルを身に着けている人が少ない

ということが言えそうです。

これって、日本の縮図だなあ・・・と思います。

『1940年体制(増補版) ―さらば戦時経済』(野口 悠紀雄)という本があります。

日本経済は、第二次世界大戦後ではなく、戦時中に作られた経済システムによって支えられている、という論考です。
それによって、日本の高度成長が実現された反面、近年の経済低迷の要因にもなっているんですよね。

賃金が安く押さえられていたことによって、企業の急成長が実現できると同時に、インフレが押さえられていた。
低賃金はデメリットだけではないのですが、21世紀に適した経済システムかというと、疑問はあります。

・スペシャリストよりはジェネラリストが人材として求められる
・高い賃金を提示されても、会社を辞める人が少ない
・言語と国境の壁が厚く、労働者が海外に流出しずらい

というのはありますね。

僕自身、いまの仕事は「高賃金」とはあまり言えないのですが・・・

そんな状況ではあるけど、、、

・海外で稼ぐ
・企業に雇われるのではなく自分で商売をする
・労働以外のところ(投資とか)で稼ぐ

というのが言えそうです。

天国は、
 アメリカの給料を貰い
 中国人のコックを雇い
 イギリスの家に住み
 日本人の妻を持つこと。

地獄は、
 中国の給料を貰い
 イギリス人のコックを雇い
 日本の家に住み
 アメリカ人の妻を持つこと。

何て英語のジョークがありましたけど、いまや「日本人の給料を貰」うことが地獄になる時代なんですよね。。。

30年前には考えられないことでした。

いずれにしても、「日本企業に勤めて給与所得を得る」というのが全くオイシイ時代ではなくなったので、別の収益源を得る方法があると思いますよ。


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