会社員

昨日、AIのみで運用しているヘッジファンドが市場平均を上回れていないという話を書きました。

AIはバフェットどころか市場平均にも勝ててないじゃないか!?

考えてみると、過半数のアクティブファンドが市場平均を上回れていないわけだから、AIがどうのこうの以前に、ファンドマネージャーはもっと失業しても良いはずです。
なのに、アクティブファンドは生き残っているし、ファンドマネージャーが大量失業しているという話も聞きません。

結局、この世界のビジネス市場は、さほど合理的には動かないってことなんでしょうね。

さて、「AIで失業が○○%増える」とか、「AIによって仕事の○○%は必要なくなる」みたいなことが言われてます。

AI失業時代 9割の人はAIをサポートする低賃金労働従事へ

日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に

あと13年で5人に1人がロボットに仕事を奪われる

これらについても、「仕事が無くなる=失業する」ではないということを前提に議論する必要があると思います。

いまの日本の会社でも、仕事がないのに雇用が守られている人たちって、たくさんいます。
そういう人たちの大半が失業していないことを考えると、AIが台頭したからといって、彼らがクビになるとは思えないですよね。
企業の採算が悪化したらクビ切りのリスクは高まりますけど、AIが稼いでくれるようになれば、リストラする必要もなくなります。

じゃあどうなるかというと、AIが会社の仕事の多くを代替するようになれば、ヒマな窓際社員が増えるんじゃないかと思います。
AIやロボットが働いて、働かない会社員を養ってくれるという図式になりますから。
正社員にとっては、なかなか理想的な社会ですね(笑)

そんなんじゃ、グローバル競争時代を生き残れないっ!!

という指摘もあるかもしれませんが、日本企業の多くは、働かない高賃金の社員を抱えていても、ちゃんと生き残っています。
(以前ほどの体力はないかもしれませんが)

一方で、新卒や非正規雇用の人たちが、就職先や転職先を見つけにくくなっていくんじゃないでしょうか?
正社員が転職先を見つけるのも難しくなるんじゃないかと思います。
新しく人材を雇用する意義は少なくなりますからね。

あと、個人で仕事している人たちも、AIに代替されると仕事を失う可能性は大きいでしょうね。

詰まるところどうなるかというと・・・
クビになりにくい大手企業や労働組合の強い会社の社員が安泰で、あまり働かなくても給料が貰えるオイシイ立場に置かれる。
公務員もクビを切られにくいので、公務員の人気が高まる。

正社員や公務員はいまの地位にしがみついていた方が得で、退職や転職はしない方が良い。
新卒や非正規雇用者は、正社員になって既得権益を確保すべく、しのぎを削り合う。

そんな社会が到来するんじゃないかな?と思います。

あれ?

それって、いまの日本企業の硬直性がより強まるってことじゃないのか?

そんなわけで、AI社会においては、正社員の方は会社にしがみつき続けることを、僕としてはオススメします(!?)
たとえ、増税して、収める税金が増えたとしても・・・


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