名刺交換

とうとう、パワハラに対する法規制が検討されるようですね。

パワハラに罰則含め法規制 政府検討 対象の線引きに課題

最近の過労自殺問題を見ていても、長時間労働ばかりが議論されていて、パワハラは重視されてなかった気がします。

長時間労働を容認する気はないですし、長時間労働が鬱病の発症を誘発しやすいのは統計的な事実であることは認めましょう。

ただ、自殺ともなると、長時間労働だけで起こりえる事かは、ちょっと疑問があります。

僕自身の体験から言っても、自分で進んで長時間労働していた頃は、精神的に不安定になることはなかったですね。
パワハラを受けていた頃は、その時ほど長時間労働ではなくても、かなり苦しかったですね。
パワハラではなくても、トラブルが発生して取引先から糾弾されていた時は、かなり辛かったです。

なので、パワハラを防ぐための社会制度作りは重要だと思うんですよね。

「法整備で解決するのか?」という議論もあるかと思いますが、少なくとも、パワハラが違法行為であることを明確にすることは、重要な意味があると思います。

僕が会社に入った頃は、いまよりも会社は部活というか、軍隊というか、それに近いところがありました。
厳しく社員を鍛えて、たまにはパワハラ的なことをやったりする。
ただし、それで鍛えられて企業戦士として成長するし、連帯意識も生まれて、一緒に戦って行こう!という意識が生まれる。

まあ、やるべきことが明確で、それに向かってただひたすら突き進めば良いんであれば、そういう組織の在り方もあると思うんです。
現代では、そうもいきませんね。
新しい事業を開拓していこうと思えば、ある程度個人の裁量や自由度は担保しないとならない。
むしろ、パワハラでモチベーションが落ちると、生産性も落ちます。

その一方で、思うんですが、利益を上げられない社員のクビを切れるようにするとか、そういうことも重要だと思うんですよね。
日本企業って安易にクビを切れない代わりに、成果を上げられない、無能な社員でも会社に居続けられます。
そういう社員を抱えていると、上司はストレスを抱えざるを得ないのもまた事実です。
パワハラ対策の一方で、雇用をもっと流動化させることも重要な気がします。

僕自身、会社を辞めてから、個人事業主として、雇用先と単年契約になってるので、報酬に見合った成果が上げられないと、来年は切られてしまいます。
「稼ぎに応じた利益を上げているのか?」というのは常に意識せざるを得ないんですよね。
逆に、それを指標として働いていれば、パワハラを受けるいわれもなくなるし、パワハラをする理由もなくなります。

まあ、実態は、パワハラは無能な社員だけでなく、誰でも受けてしまう可能性があるんですけどね。

いまの僕みたく、「社員」という立場でもなく、いつでも自分から辞めれるし、会社も辞めさせられるし、という状況にいると、権力を振いたいという意識もなくなります。
パワハラを受けるいわれもありません。
パワハラ対策って、雇用の流動化を表裏一体な感じはあります。

先ほど書いた日記とちょっと矛盾するところはあるかもしれませんけどね。

「夢は正社員」というのはあながち間違ってない


2件のコメント

  1. M

    ホントに権利は主張するけれど、職責は・・・・という部下には悩まされました。
    面接をする際には、こちらはパワハラにならないように言葉を選びながら指導するのですが、当の本人は「私はちゃんとやっている。私の何がいけないのか?なぜ私だけ言われるのか」と開き直られ・・・セミリタイアしてもこのことを思い出すとモヤモヤしますね(笑)

    返信
    • bucketlist

      コメントありがとうございます。
      私も、ダメな後輩には苦労されられました。
      自分がダメだという自覚があり、改善しようとしているならまだ良いのですが、そうではない場合はどうしようもないですね。
      それでありながら、上から「部下をちゃんと動かすのもお前の仕事だ」みたいなことを言われたりするので、ストレスが溜まりました。
      パワハラを法規制すると、今度は管理職やリーダークラスの人が病んでいくんじゃないと思いますね。

      返信

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