電通、関電、佐川急便と、過労死とか、自殺とか、連続的にニュースになっていますね。
ネット上のコメントを見ていると、「俺も過労で倒れたことある」「以前は自殺も考えていた」みたいなこと言っている人が結構多いんですよね・・・
そう言えば、僕が会社を入って間もないころ、SEの知人(女性)が過労で倒れて入院しました。
退院した後も過労が続いていました。
「ムリして働いても、歴史の教科書に偉人として名前が載るわけじゃないし、もっと楽すれば?」と励ましのつもりで言ったのですが・・・
「なに言ってるの? 万楼君は、自分の仕事に責任感はないの!?」と逆ギレされてしまいました。
彼女の場合は、自分から進んで過労状態に陥っていたので、まだ幸せなのかもしれません(!?)。
僕も、これまでの人生で2回ほど、これ以上働くとヤバいんじゃないだろうか? と思ったことがあります。
長時間労働に加えて、強いストレスが加わっていたのですが、睡眠と食生活に支障が出ていました。
「生命の維持機能に障害が出るのはいよいよヤバいかな」と思いました。
そんな時も、「命を削って働くのって、バカバカしいな」心の中で思っていました。
過労死したところで、銅像が立つわけでもないし、教科書に載るわけでもないし、権威ある賞を授賞するわけでもありません。
あるいは、多くの人の救われるわけでもなければ、人々から感謝され、あがめ奉られる存在になるわけでもありません。
そうなる人もいるかもしれませんが、そういう人が過労死するほど働いたかと言うと、必ずしもそうではありません。
そう言えば、ヒトラーはワーカーホリックで、自殺しなかったとしてもいずれ過労死していただろうと言われています。
名を残せたとしても、ヒトラーみたいなのが良いのかと言うと、また別問題ですが。
僕の能力なんてたかが知れていて、死ぬほど頑張ったところでたいしたことできません。
きっとあなたも同じです。
だから安心して休んでください。