東京に戻ってからは(沖縄にいた時もそうでしたが)、電車や公共交通機関にはほとんど乗らず、ほぼ自転車で移動しています。
最近、Uber Eatsをはじめ、デリバリーの自転車が凄く多いんですよねぇ。
彼らは、スピードが速いので、どんどん僕を追い越していきます。
一度は、後ろから「おせーよ!」みたいなことを毒づかれたことがあります。
そういえば、最近、糸井重里さんが、Uber Eats配達員の身だしなみについてツイートして炎上しましたねぇ。
糸井さんを擁護する意見も、批判する意見も、両方理解できます。
確かに、食べ物を扱う以上は、清潔にして欲しいし、衛生面にも十分に気を配って欲しいというのは、使う側からすると、極めてまっとうな意見です。
ただ、自転車を漕いでいて思うのですが、特に夏は暑くて大変です。
僕みたいに、目的地までゆっくり漕いでも汗だくになりますから、炎天下を配達して回っていたら、大変です。
僕みたいに、目的地までゆっくり漕いでも汗だくになりますから、炎天下を配達して回っていたら、大変です。
配達員はたしかに、自転車で道を塞いでしまったり、交通ルールを守らない人もいたりますが、「大変だなあ」と思います。
東京に戻る前に、福岡に旅行に行ったとき、ドミトリーの安宿に泊まったんですが、Uber Eatsの配達員が宿泊していて、宿から配達に出かけていました。
配達員をしながら、日本を旅行していたのでしょうか?
まさに、現代版の寅さんだなぁ・・・と思いました。
それはさておき、配達員は時間の融通も利くし、職場の人間関係のわずらわしさも少ないんでしょうが、労働条件は良くないでしょうし、事故したりしても補償がちゃんとされるかよくわかりません。
「ギグワーカー」というと、何となく格好の良い響きがありますけど、現実は大変だと思います。
アマゾンなんかもそうだと思うんですけど、IT化の進展が、むしろ低賃金の単純労働者、肉体労働者を多数生みだしてしまっているんですよねぇ。
昨日の日記にもちょっと書きましたが、新型コロナ禍でも富裕層の間ではお金余り現象が起きているんですよねぇ。
沖縄でも、新型コロナでデリバリーの配達員は急増してましたが、その数は東京の比ではありません。
東京にいると、やはり社会の変化がビビッドにわかります。