緊急事態宣言は解除されたけど、東京は新規感染者が2ケタを超えて、ヤバそうな状態になってますねえ。

ところが、海外ではもっと大変なことが起きていますよ!

一昨日、アメリカの抗議運動について書きました。

日本人でも知っておきたい世界情勢

ニューヨーク州では、この影響で夜間外出禁止令が出てしまいました。

疫病のOutbreak(大流行)の後は、暴動がOutbreak(勃発)してしまい、外に出れなくなってしまうってのは皮肉なものですね。

調べてみると、こういうことってアメリカでカ過去に何度も起きていることなんですよね。

警察が黒人を殺して、抗議運動が起きるが、一部で暴動や略奪に発展して、社会の混乱を招き、しばらく沈静化した後はまた同じことが起きる・・・
アメリカの現代史ってそんなことの繰り返しなんですよねぇ。

実は、問題なのはアメリカの抗議活動じゃないんですよね。

昨日は天安門事件31年目でしたが、香港の追悼集会も禁止されてしまいました・・・

天安門事件から31年 香港の追悼集会 初めて開かれず

香港で天安門追悼行事、規模は縮小 民主化拠点地位失う

中国がこのドサクサに紛れて、人権弾圧と権勢拡大を進めているわけですが、肝心のアメリカがこの体たらくなんで、たいした抑止力にならないんじゃないかと思うんですよねぇ。

トランプは国内の不満をそらすために中国を批判してましたけど、本件の不適切な言動でブーメランで批判が自分に戻ってきてしまいました。

国家の統治力と言う点では、中国って新型コロナ発生源でありながら、感染拡大の封じ込めに成功しているし、人民の反乱も抑えられているし、アメリカより優れているように見えちゃうんですよねぇ。
「中国が発表している情報は虚偽だ!」という意見もありますが、本当に封じ込めに成功していないのであれば、情報は漏れてくるはずです。
完全に信用はできないでしょうが、アメリカなんかよりは封じ込めが成功しているのは間違いない。

念のために言っておきますが、僕自身は、旅行先としての中国は好きだし、中国人もそれほど嫌いではないんですが、中国共産党はかなり嫌いです。

トランプが「軍隊を出動させて鎮圧に当たる」とか言ってますけど、世界に誇るべき民主国家でこんな状況だと、「アメリカは優れた国家だ」、「政治システムが成熟していると」とはとても思えないし、これから求心力も失ってしまうと思うんですよねえ。

百田尚樹さんが例によって下記のような発言をされています。

百田尚樹氏 人種差別反対の声上げる芸能人に問いかける「ウイグルやチベットで行なわれている虐殺や拷問に…」

彼にとっては、芸能人がリベラルな発言をすることは面白くないんでしょうけど、アメリカがちゃんとしないと(自由と民主主義で世界をけん引しないと)、中国をけん制することもできなくなるから、このことは裏表だと思います。

百田氏が何を言おうが、日本は政治力、経済力ともに国際的な影響力は低下していて、国会における公明党的な役割さえ、国際社会では果たせていないわけです。

日本人としては、「アメリカさん。もう少ししっかりして、ちゃんと国内をまとめて、中国をけん制してくださいよ」と陳述するしかないわけで、そういう意味では百田氏とリベラル芸能人は一蓮托生なはずなんですよねえ・・・

アメリカ(さらにはEUも)が求心力を失って、中国が権勢を振るう中、人々は「あれ、民主主義って意外に役に立たないんじゃないの?」、「おとなしく権威と権力にすがって生きる方が安全で安心なんじゃないの?」みたいな風になっていくんじゃないかって気もします。

僕にとって、そういう社会は望ましくないと思っていますが、世界はそっちの方に向かいかねない気がします。

まあ、日本では新型コロナによって「国家権力があてにならない」ということが露呈してしまったので、日本単体ではそういう方向には進まないとは思いますが・・・
そう言えば、自民党というのは、「自由民主党」の略で、「自由」と「民主主義」を尊重する政党のはずですねえ。
政権の求心力が弱まることで、自由と民主主義が担保されるってのは、いかにも皮肉なことだとは思いますが・・・

 

 


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