夫婦

元プロ野球選手・名コーチの野村克也さんがお亡くなりになりましたね。

プロ野球 野村克也さん死去 84歳 戦後初の三冠王

野球はあまり興味はないし、正直、野村克也さんが亡くなっても、特に感慨深さはないのですが、彼の死に方に関しては、ちょっと思うところがあるんですよね。

伴侶の野村沙知代さんが亡くなってから、野村克也さんが生きる屍みたいになっていたことに衝撃を受けたんです。

沙知代さんって大変な烈女だったというイメージがあって、良く夫婦生活が成り立ってるなあ・・・と思ったものですが、まあ当事者同士にしかわからない、深い愛情で結ばれてたんですねえ。

あれだけの業績を残し、名声を得ながらも、奥さんが亡くなったら親を失った子供のようにしょげ返ってしまうんですねえ。

報道を見た瞬間、「もしかして後追い自殺!?」と思ったんですが、虚血性心不全とのことでした。
でも、奥さんが亡くなってなかったら、克也さんもこんなに早く亡くなってなかったんじゃなかったんじゃないか・・・と思うんですよねぇ。

一方で、死ぬ順番が逆だったら、沙知代さんはピンピンして元気に余生を送られてたんじゃないかと思います。

実際、僕の叔母さんの夫は40代半ばで病死したんですが、多額の保険金を受け取り、残りの人生を、生き生き元気に送っています。

かなり前のことになりますが、僕としては、批評家の江藤淳や西部邁が妻の死の後を追うように自殺されたことの方がショックだったわけですが・・・
奥さんの死だけが死を選んだ理由ではないかもしれないんですが、奥さんの死がなければ、もっと生きながらえていたに違いないとは思います。

いずれにしても、男って弱いなあ・・・と思います。

一旦、孤独を抱えてしまうと、永遠にそれを抱え続けてしまうんですね。

僕自身は、ずっと一人で生きてきて、これまでも一人で生き、一人で死ぬつもりでいます。
ただ、老年になって、友達も徐々に死んでいき、生きがいと言えるようなものもなくなり、以前ほど心身ともに元気でいられなくなったら、これまでと同じように平和に生きていけるんだろうか・・・とも思ったりします。

こんなことが最近気になるのは、年を取った証拠でしょうかね・・・


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