全世界には若者の失業率が深刻な問題になっているようです。

世界の失業率、改善止まる 若者の22%ニートとILO

15~24歳の若者で、仕事や職業訓練、通学をしていない「ニート」が世界で2億6700万人に上り、この世代の人口の22%にも達している

海外を旅していると、「若者の生活が大変だ」ということはすごく実感します。

中欧でも、ゲストハウスのバイトの若いお姉さんが「私たちは、一生懸命勉強して大学を出ても、単純労働の仕事しかなく、専門知識が活かせない」と嘆いていました。

ロサンゼルスに行った時も、ハリウッドやサンタモニカなどの、若者の金持ちが集うエリアで、ホームレスの若者が「仕事ください」「お金ください」みたいなプラカードを持って座っているんですよね。

香港のデモも、若者が中心に運営していました。
中国に対する不満というのは表向きとしてありつつ、経済が活況を呈しつつも、物価が上がり、若者の生活が苦しくなっている・・・という問題が背景にあるようです。

フランスもそうですし、日本のSEALDsもそうですが、デモを起こすのはたいていは若者なんですよね。

振り返って、日本はSEALDsは完全に沈静化しています(沖縄はやってるようですが)し、成人式やハロウィンでも荒れることは少なくなっています。

社会の秩序って、何だかんだ言って、経済的な要因が大きいわけです。
特に、若年層の格差や貧困が顕在化すると、デモや暴動は起きやすくなります。

日本では、中高年層の早期退職募集やら、老後の資産不足は問題になっていますが、若年層の就職難は現時点では問題にはなってないし、少なくとも需要が供給を上回っている状況です。

未来に希望は持てないかもしれないけど、少なくとも若者が今日明日の飯のタネに困るような状況ではない。
一方で、格差もさほどは大きくないので、若者が不安に思う要素は、海外と比べると少ないほうだと思います。

中高年の早期退職募集にしても、若者から見れば「使えない年寄りを追い出して、自分たちが活躍できるチャンスを作ってくれている」と見えるかもしれませんからねえ。

そんな状況だから、日本の経済環境はさほど良くなくても、社会秩序は維持されているのではないかと思うんですよね。

若者に対して「意識が低い」「危機感が薄い」みたいに思うかもしれないけど、若者に限らず、目先の生活が安定していれば文句はない・・・というのが人間の本質じゃないかと思います。

バブル崩壊以降、「日本はダメだ」みたいな悲観論が続いていますが、若者層に限ってみれば、海外(先進国含む)と比べると、比較的マシな状況にあるかもしれません。

ただ、こういう状況が将来的にも続くとは限らないです。

もし、いま僕が10代~20代前半の若者だったら、たとえ借金をしても、海外留学して、語学をマスターして、日本を捨てても生きていけるようにしたいなあ・・・と思っています。


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