日本

ニューズウィーク日本版に下記の記事が出ていて、とても納得してしまいました。

日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう

ニューズウィークは独特な切り口の鋭い記事を掲載することがあって、勉強になるんですよね。

会社を辞めてから、海外に行くことが多いですが、たしかに日本は後進国になりつつあると思います。
記事のように「後進国である」と断定することはできないけど、「先進国から脱落した国」「豊かな後進国」くらいのポジションにあると思います。

日本の物価は、欧米はもちろん、いまやオーストラリアやニュージーランドより安いし、同じアジアでも香港やシンガポールよりも安いです。
中国、タイなどの新興国と比べても、以前と比べると物価差はかなり縮まりました。

経済力も同様です。
僕は、Huaweiのスマホを使っていますが、高機能な割にコストは安いです。
「中国でもこれだけのレベルの商品が作れるのか!?」と驚いたのですが、その他の中国製品を見ても、もはや日本と遜色が無いんですよね。

そう言えば、最近、中国映画『芳華-Youth』を観たのですが、すごく質が高い名作でした。

一方で、韓国映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』も観ましたが、これも凄い作品でした。

また、中国人が書いたSF小説『三体』がアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門を受賞しています。

経済だけでなく、芸術やエンターテイメントの領域でも、日本やもはや世界どころか、アジアでも優位性に立っているとは言い難い状況じゃないかと思うんですよね。

中国も韓国も短期的に見ると、経済環境は逆風が吹いていますが、日本にしたところでアメリカに媚を売って体面を保っている感があるので、偉そうにしていられないと思います。

記事に対して、多少補足しておけば、日本が衰退したと言うよりも、日本が停滞している間に、他の新興国が成長したという見方が妥当だと思います。
そして、「パクり商法で利益を上げる」というやり方は、日本だけでなく、その他の新興国でもできるようになってしまっているので、そこで日本が優位性を維持し続けられるかは、ちょっと疑問なんですよねえ。

今後、中国企業が成熟して、イノベーションが起こせるようになってくると、中国もパクリ商法を捨て去る可能性がある(実際、それは遠い未来のことではないと思う)。
そうなると、日本企業はアメリカと中国のマネをして、彼らの技術を改良しながら、低価格で商品やサービスを提供できるようになるかもしれません。

アニメやゲームなど、限られた領域では、日本はまだ優位性を発揮できると思うし、イノベーティブな仕事もできると思うので、あとはその辺の領域で頑張って、何とか世界を牽引していくって感じかなあ・・・

こういうのって、理想的な生き残り策ではないかもしれないけど、日本にはそれくらいしか選択肢が残されていないんじゃないかと思ったりもします。
マジで・・・


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください