サザエさん症候群

ピエール瀧がコカイン使用で逮捕されましたね。
報道がえらく多くて、食傷気味です。
過剰な「自粛」に対して批判的な意見も出ていますが、僕が気になったのは、荻上チキさんの意見です。

荻上チキさん、ピエール瀧容疑者の逮捕報道でメディアに苦言 「何を目指しているのか…」

たしかに、ピエール瀧のスキャンダルや批判か、彼が出ているコンテンツを下げるのが是か非かという議論に始終していて、「薬物依存問題」について真剣に報道しているのは少数ですね。

芸能人の薬物依存が目立ちますけど、逆に言えば、依存症というのは、一度陥ってしまうと、なかなか抜けられない泥沼のような世界ですね。

薬物依存だけではありません。

僕の友人に、父親がアル中、つまりアルコール依存症の人がいます。
彼は、そのせいで苦労してきたんですよね。
アル中の父親を更正施設に入れたりもしたけど、施設から出てくると、また酒を飲み始めてしまったんだそうです。

以前、『ギャンブルフィーヴァー―依存症と合法化論争』 (中公新書)という本を呼んだんですが、ギャンブル依存症は本人の意識や努力だけでは解決できない問題で、家族の支援を得ながら、専門家の治療を受ける必要があるそうです。

もちろん、薬物依存症になったり、ギャンブル依存症になったりするのは、本人の問題も大きいのでしょうが、そこから脱するのは、容易ではないし、「自己責任」という言葉で見捨てよい問題でもないんですよね。

僕の母親も「借金依存症」なんじゃないかと思っています。
いくら言っても、お金を返し終わると、必ず次の借金をするんですよね。

本当は、これも家族が支援したり、専門家の治療が必要だったりするんだろうけど、本人にも(僕以外の)家族にもそういう意識が無くて、延々と借金を続けている状況です。

世の中は色々な「依存症」にあふれていて、そこから抜けられないでいる人がたくさんいます。
放置しておく社会的損失も大きいはずなので、社会全体で何とかしないといけないことだと思うんですよね。


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