日本

大坂なおみさんが世界一になりました!
とてもめでたいことです。

以前、大坂なおみさんがハーフだったことから、日本人と言えるどうか?
という議論があったことを思い出します。

いまは、そういう話題も出なくなっています。
人種がどうこうよりも、「日本という国が、大坂さんの勝利にどのくらい貢献したのか?」の方が重要だと思います。

大坂さんは、日本に住んだのは4年弱に過ぎず、日本語もほとんどしゃべれず、国籍も日米の二重国籍です。

それでも、「日本人」と言ってよいと思うのは、米国ではなく、日本が彼女を全面支援して、本人が「日本人」として試合に出ることを選択したというところにあると思います。

それを考えると、大坂なおみを「日本人」として扱ってよいのはもちろん、同じ日本人として誇ってよいと思います。

ただ、これだけグローバル化が進んでいる世界で、日本人かどうかにこだわる意味があるのだろうか?と思います。

例えば、ノーベル文学賞を受賞したカズオイシグロ氏は、幼少期を日本で育ち、英国に移住して英語で小説を書いています。国籍もイギリス人です。

オノ・ヨーコも、藤田嗣治(レオナールフジタ)も日本人ではないですね。

ノーベル物理学賞を受賞した南部 陽一郎氏は50歳を超えてから、アメリカに帰化して、その後ノーベル賞を受賞されてますから、「日本人の受賞者」としては数えられません。
中村修二氏も同様です。

世界レベルの優秀な人たちは、国を越えて活躍している人も多いし、彼らにとって、国籍はさほど重要ではないと思うんですよね。

一方で、メディアも、日本人の多くも、彼らを「日本人」にしたがるんですよねえ・・・

世界各国から人材を受け入れて、移民で成り立っているアメリカ合衆国は、愛国心の強い国だと言われています。
これは矛盾ではなく、グローバル化が進んでいるからこそ、アイデンティティの拠り所が必要になり、愛国心が強まるんですよね。

日本で愛国心が高まるのも、韓国や中国の存在があるからです。
外部から、あるいは内部から、国家を揺るがす脅威があるからこそ、愛国心は強まるものなんですよね。

大坂なおみさんみたいなボーダレスな人がたくさん出てきたほうが、むしろ日本人の愛国心は強まるんだと思います。

一方で、C.W.ニコルやドナルドキーンなど、欧米人で日本に帰化した人もいますし、中国や韓国から日本に帰化した人はもっとたくさんいます。
彼らは「日本人」なので、同胞なのですが、なぜかこういう方々に対しては、「日本人」として受け入れない人も多いんですよねぇ・・・

僕自身は、愛国心は薄い方だし、日本がイヤになったら、外国籍を取得することに抵抗はないですね。
いまのところは、日本に愛着があるので、国籍を変える気はないですけどね。


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