お金持ち

世界的に所得格差が拡大しているという報道が出ています。

貧富の格差さらに拡大 世界のビリオネア26人が貧しい38億人と同じ資産を保有

世界のお金持ち上位26人が、世界のボトム・ハーフ(貧しい半数)の38億人と同じ額の資産を保有している

格差を容認する人たちは、トリクルダウン説を主張します。
「富裕層や大企業をが豊かになると、富が貧困層にもしたたり落ち(=トリクルダウン)、経済全体は成長していく」という考え方です。

実際のところは……

昨年1年間でボトム・ハーフの資産は11%も縮小する一方で、ビリオネアの資産は12%も拡大。

ということなので、「実際は豊かな人はより豊かに、貧しい人はより貧しくなっている」というのが実際のところのようです。

トランプ大統領はメキシコ国境に壁を作るとかいって揉めてますけど、効果を考えると、富裕者層への課税を強くして、貧困層に配分したほうが効率も良いし、効果も高いと思います。
ただ、それがなかなかできないんですよねえ……

日本は、さほど格差は大きくないみたいですが、今後は徐々に格差は開いていくでしょうね。
ただし、アメリカみたいに「ものすごいお金持ちが富を独占する」みたいなことにはならず、「小金持ち」と「相対的貧困層」がジワジワ増えて、緩やかに格差が拡大していく感じだと思います。

時代の潮流から見て、日本の最低賃金は少しずつ上がっていくと思うし、非正規雇用の正社員転換も徐々に進んでいくと思います。
ただし、一方では、物価も上がっていくはずだし、消費税増税は一旦見送られるかもしれないけど、いずれ増税は余儀なくされるでしょう。
すでに生活必需品の物価が上がりつつありますが、物価上昇に賃金が追いつかない人は、これからどんどん出てくるでしょうね。

一方で、グローバル競争の中で、企業も勝ち組と負け組が鮮明化すると同時に、同じ企業内でも経営者と雇われ人の格差は広がるでしょう。
中高年の人件費はこれ以上増やせないので、年功序列にも歯止めがかかっていく。

少子高齢化社会は短期的には解決しないので、国民の負担は大きくなり、年金支給額は減らされる。

で、長期的には貯蓄額にも格差が生じてくるだろうし、資産運用の成否によっても所得格差は広がっていくでしょう。
スズメの涙ほどの利息がつかない時代ですが、金融リテラシーの低い人は、銀行や郵便局にお金を預け続けるでしょうからねえ。

日本では、「俺たちが貧しいのは政策のせいだ!」と叫ばず、「自己責任だ」と考える傾向があります。
文句を言ったところで、その人に対して別の国民がバッシングしてくれますから、容易に是正されないんじゃないかと思います。

まあ、そんな社会の入り口にわれわれは立っている……
というか、もう足を突っ込んでしまっているんだと思います。


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