立入禁止

熊田曜子さんが娘3人と児童館へ行き、「大人1人なら子供2人」というルールで入館できなかったそうで、その話をブログで報告したことで、賛否の意見が寄せられています。

「安全面を最優先するために理解を」 熊田曜子ブログで物議の児童館運用ルール、墨田区に意図聞いた

児童館の対応や、墨田区の説明を見て、日本的というか、東京的だなあ・・・
と思いました。
読者のコメントを見てもそう感じます。

沖縄に来てみて、「ルール、規則って何だろう?」って思います。
沖縄は日本の中でもちょっと特殊です。
風土や慣習がアジア的なところがあり、「ルールを厳格に適応する」という発想が薄いんですよね・・・

同じことが沖縄で起こったら、ほぼ確実に入館させてもらえたはずだと思います。

ちょっと内容は違いますが、公民館の調理室を使わせてもらう際に「飲酒は大丈夫ですか?」と聞いたところ、「乾杯程度なら良いですよ」と言われました。

要するに、「厳格にルールを適応するとダメなんだけど、迷惑のかからない範囲でやってもらう分には大丈夫」「目立たないようにやって下さい」ということなんですよね(笑)。

図書館で借りた本を延滞した時も、東京の場合は「今後お気をつけ下さい」と注意されるんですが、沖縄では注意されたことは一度もありません。延滞する方が悪いんだから、堂々と言うことではないのですが・・・

公共施設に限らず、飲食店でも、例えば「2時間飲み放題」というお店があっても、お客さんがいなければ2時間以上居座っても大丈夫だったりします。
場合によっては、飲み放題は打ち切られることがあるけど、お店が空いていれば、3時間でも4時間でも居座れます。
閉店時間も融通がきいて、「23:00閉店」というお店でも、閉店間際に行っても入れてくれることが多いし、「実質はお客さんが帰るまで開けておく」というお店も多いです。
ただし、お客さんがいなかったら早く閉めちゃったり、お店の都合で営業時間が変わったりもしますが・・・

もっと凄いのは、オフィス街の路上の弁当売りです。
彼らは、どこにも許可を取らずに路上で弁当を売ってるんですよね。
厳密に言うと、道路交通法違反で、実際に(ごくたまに)警察が取り締まりに来ます。
ただ、それも「あまり目立たないようにやってよ」くらいの、形式的なもので、取り締まりの翌日には、何事もなかったように普通に弁当を売りに来ています(笑)。
警察側も利用者側も、ルール違反だけど、別に不都合が起きているわけではないし、近くに飲食店もないし(コンビニはあるけど)、利便性を考えると大目に見ておくか、くらいの感じなんですよね・・・

話が逸れましたけど、児童施設の運営に関する意見として、

・安全を最優先するため
これ、日本では良く言われます。「安全対策をするのは施設の責任」という意識が強いんだと思うし、実際に事故があれば施設が責められますからね。「子供の安全対策は、(施設ではなく)親の責任」と考えれば、考え方も変わります。

・規則なんだから利用者は守るのが当然、職員も守らせるのが当然
そもそも、規則って何のためにあって、それって本当に必要なことなんだろうか?

・ルール違反を認めてしまうと、際限がなくなる
「じゃあ、5人子供を連れてきた親も入館を認めるのか?」、「前回は入れてくれたのに、なんで今回はダメなの?みたいになるんじゃないか」みたいな意見が出てました。
沖縄でもそうだし、ヨーロッパでもそうだったんですが、ルール違反を認めたところで、秩序は別に崩壊してないんですよね・・・ 問題が起きれば、ルールの適応を厳格化すればよいというだけの話です。

僕の家族(親や祖父母)が「ルール/規則は守るべき」という発想が薄かったので、僕自身もそういう風に育ってしまい、実際に苦労するところも多いので、上記みたいに思ってしまうわけですが・・・

ルールや規則は、人が社会生活を営む上で支障が起きないように便宜上設定されているもので、支障が起きないのであれば、別に守る必要はない(守りたければ守れば良い)。

僕自身は、そんな風に考えているんですよね。
さすがに、あからさまにそう言うと反論されたり攻撃されりするので、口には出さないけど。

ルールはルールなので、最終的には従わなければならない/従わさせなければならないというのはあるでしょう。
人口が多くて、どこも混雑している東京だからこそ、ルールを厳格に適応せざるを得ないというのは理解できます。

ただ、柔軟に対応してくれる沖縄の方が、僕にとっては生きやすいと思うし、僕が児童館の職員だったら、「今回だけですよ」と言って、こっそり入れちゃうと思います。


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