栗城史多さん、エベレストで死亡。事務所が発表「遺体となり発見されました」

以前から、批判の多い人ではありましたけど、お亡くなりになってからも、彼の行動に対しては賛否ありますね。
特に、プロの登山家や、登山に詳しい人は栗木氏に対して冷ややかなコメントをされています。

自分の実力も顧みず、無謀なことばかりに挑戦している。
大言壮語してスポンサーを募って多額のお金を集めている。

といったところが、主な批判のポイントみたいです。

たしかに、栗城氏に登山のお金を出資するよりは、他のもっと実力のある登山家にお金を使った方が、成果は得られるでしょうね。
栗木氏よりも実力ある登山家が、活動資金がひっ迫してしまっているのは不公平だとも思います。

ただ、登山の世界だけでなく、こういうことって世の常です。
僕は元々学者になりたいと思っていましたが、学問の世界もそうですね。
実力も実績もたいしたことのない、タレント学者がメディアで第一人者のように扱われ、公演やメディア出演で多額の報酬を得たりしています。

投資の世界なんてもっと酷くて、投資で儲けていない人、あるいはハイレバレッジかけて運で成功した人が、高額のセミナーで役にも立たないどころか、遊学な情報をばら撒いて儲けたりしている。

それに比べると、登山の世界は厳しいですね。
投資やビジネスの世界では、運で億万長者になる可能性はあります(破産する可能性の方が圧倒的に高いけど)が、登山の世界では、運でエベレストに登頂できてしまうことはまずない。

栗城氏は「メディアに追い込まれて死に至った」という意見もありますけど、栗城氏がメディアを利用してきた側面もあると思うんで、何とも言えませんね。
傍から見ていると、命を懸けてエベレストに登った(「登ろうとした」というべきか)というだけで、十分に誠実なんじゃないかと思ったりしますけど、登山の専門家からすると、全くそんなことはないんでしょうね・・・

投資の世界では、自己の資産をリスクに晒すこととなく、成果を偽装して、高額セミナーや書籍の執筆で稼いでいる人は腐るほどいるんですよね。
それと比べると、十分誠実にも思えるわけですが。

能力がシビアに問われるだけでなく、命を危険に晒さざるを得ない登山の世界で生きることを選び、無謀な行動に出て実際に命を落としてしまったという点では、究極のところでは計算高さには欠けた人だったのかなあ・・・とも思います。

いずれにせよ、ご冥福をお祈りいたします。


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