朝日新聞が企業の経営トップに行った調査によると、景気は拡大しているという見方は9割に達している一方で、「実感と合わない」という回答が4割あったんだそうです。

景気拡大9割も…「実感と合わぬ」4割 100社調査

挙げられている企業名を見ても、大手です。
大手企業でもこういう認識ですから、中小企業ではもっと景気拡大の実感はないでしょうね。
一般生活者からしてみても同様だと思います。

物価が上がっているという実感はあります。
値上げのニュースはしょっちゅう目にします。
実際、株主優待の利用のために、飲食店に入っても、知らない間に値上げしていることが多いんですよね。
「すき家」しかり、「ペッパーランチ」しかり。

一方で、収入はさほど増えているようには思えませんし、近年、税金やら保険料やらの負担はむしろ大きくなっています。
「家計が好転している」なんて実感は、ほとんどないんじゃないかと思います。

「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「株価が上がってバブルなだけ。海外市場を相手にしたところばかりよく、日本の景気自体はよくなっていない」と指摘する。

とあります。
たしかに、沖縄にいても、お金を使っているのは、外国人観光客(特に中国人)です。
高級ホテルは中国人でパンパンで、新しいホテルもどんどん建っています。

バブル期に海外でブランド物を買いまくっていた日本人はどこに行ってしまったんでしょう?
いまは完全に逆転してしまっていますね。

さて、外国人観光客に続いて、お金を使っているのは転勤族、特に大手企業からの出向組と、米軍関係者かな?
地元の大半の人は、収入は増えておらず、質素に細々と生活している感じです。
県内の経済を潤わせているのは、県外の人なんですよねえ・・・

日本全体が、沖縄みたいなもんじゃないかと思います。
会議を相手にしている企業が儲かっているけど、その分が丸ごと社員の給料に上乗せされるわけでもない。
原材料費や人件費の上昇で、値上げはするけども、企業の利益か上がり、給料も上がり、消費も活性化する・・・という好循環が起きているわけでもない。

株式市場は好調なので、僕自身の資産は順調に増えています。
ただ、消費額が増えているかというと、増えてませんねえ・・・沖縄は家賃が安い(少なくとも東京に比べては)し、お金を使うエンターテインメントもほとんどないので、出費はむしろ減っているかもしれません。
何より、周囲の人たちがあまりお金がないので、それに合わせていると、自然と生活は質素になってしまいます。

景気が回復して収入が増えることを期待するよりは、収入が増えなくても豊かに生活する方法を模索する方が、現実的なのかもしれないと思いますよ。


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