ビンタ

ジャズミュージシャンの日野皓正氏が指導した中学生にビンタしたとかで、賛否両論が交わされています。

日野皓正氏、中学生へのビンタに「必要な時もある」 一方で「行き過ぎた」とも

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そんなに重要な事件かなあ?

とは思うんですけど、賛否両論が出てくる案件だけに、議論百出するのは良く分かります。

僕の小中学生の頃は、体罰は日常茶飯事だったんですよね。
僕も体罰を受けた身ですし、中には理不尽なこともたくさんあったので、体罰ってイヤだなあと思います。
会社に入ってからも、「行き過ぎた指導」でひどい目にあったこともありました。
だから、こういうことが無くなってくれることには越したことがないと思います。

ただ、日野皓正氏の時代ともなれば、ルールを守れない子供に手を出すのはムリもないというのも事実だと思います。

演出家の蜷川幸雄氏は厳しいことで有名でしたが、お亡くなりになった時、誰もこの人のことを「パワハラだ」とか言わなかったんですよね。

いまでも、
・指導者側が圧倒的に優れている場合
・指導される側が圧倒的に問題がある場合
については、「過剰な指導」も許される、というか容認されるところはあると思います。

今回に関してはその例なんでしょうねえ。

『セッション』という映画がありましたが、それを思い出しましたね。

音楽学校でジャズを教えるスパルタの先生と、生徒の物語ですが、ラストシーンが今回の一件と似てますね。
一度は仲たがいした二人が再び一緒になったコンサートで、生徒の方がソロのドラムをひたすら叩き続ける。

日野皓正氏の一件は、この映画と比べると、ぜんぜんソフトなんですけどね。

『セッション』の世間的な評価はかなり高くて、アカデミー賞5部門にノミネート、3部門受賞と、専門家にもウケが良かった。
でも、僕はあまり好きじゃなかったですね。

自由と平等の国、アメリカでも、これだけ上下関係を元にしたパワハラ的な指導が受け入れられるというのがちょっと驚きではありました。
それはさておき、この映画に関しては、

・過剰な指導で有能なアーチストが本当に育つんかいな?
・いくら実力があっても、チームワークを乱して、ソロドラムを叩き続けることが認められていいのか?

という疑問が払しょくできなかったんですよね。

手を出すことがNGな時代にはなってますが、杓子定規に「良い」「悪い」と決めつけるのではなく、状況に応じて判断すべきことだと思います。


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