労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です
たびたび失礼します。
東京オリンピックのエンブレムの盗用疑惑が出た時、「偶然の一致だろう。批判する方がおかしいんじゃないの?」と思ったのですが・・・
同じ佐野研二郎さんのがデザインしたサントリーのキャンペーンのトートバッグのパクリ疑惑が出てきて、賞品取り下げ、発送中止になってしまいました。
前者はさておき、後者は厳しそうですね・・・
STAP細胞事件でも思いましたが、ネット住民のリサーチ力ってすごいですね。
でも、それは負のパワーが原動力になっていると思います。
実際、僕もそうですから。
はじめて小保方さんが出てきたとき、「凄いなあ」と思いつつも、「なんだあの女。若くて(リケジョにしては)可愛い女性がいきなり脚光を浴びちゃって」と思いましたからね。
一時的とはいえ、理系の研究者を目指して挫折した身としては、正直なところ心穏やかではありませんでした。
佐野さんのエンブレムの発表を見ても、「僕と同じ世代で、これだけ多くの実績を残して、オリンピックのエンブレムのデザインまで担当するなんて・・・」という羨望の気持ちはありました。
仕事内容は違えども、ビジネスマンとして頂点に立っている同世代の人ですからね・・・
こういうネガティブシンキングは、幸せになる上で大きな障害になるので、できるだけ避けたいのですがね。
でも、そうしたマインドの人が(?)アラさがしをして、不正が暴かれていくという側面もある。
(佐野さんの場合は、まだ不正が確定したわけではないですが)
その能力と労力を別のところに使ったらいいんじゃない?
とも思ったりするけど、僕もあまり人のこと言えないかも。
話は変わりますが、数日前、TEDのモニカ・ルインスキーのプレゼンを見ました。
モニカ・ルインスキーさん、TEDで雄弁に語る「自分の過去を避けて通るのはやめにしました」
ネット上でのいじめやバッシングに一石を投じる、とても良いプレゼンでした。
クリントンとの不倫騒動の時は、モニカ・ルインスキーは「低能のアバズレ女」みたいな言われ方してましたが、プレゼンを見ていると知的で魅力的な美魔女(?)でした。
さすがは大統領を虜にした女!
それはさておき、不倫騒動が出た時、ちょうどネットが普及し始めたころで、モニカ・ルインスキーはネットいじめの第一号になってしまったんですよね。
最近でも、芸能人、一般人問わず、恥ずかしい画像がさらされたり、個人情報がさらされたり、ネット上でバッシングを受けたり・・・と色々なことが起こっています。
こういうのって見ていて嫌だなあ・・・と思うんですが、どうしても見たくなるのも人間の悲しき性です。
新しいテクノロジーは人間を幸せにするのか不幸にするのかはわからないけど、その変化に人間の生き方、考え方がついていってないのは事実だと思います。
法的にどういうというのとは別に、プライバシーやオリジナリティに対する考え方の転換が必要なんじゃないかと思ったりもします。