梅雨で鬱陶しいですね。
週末天気が悪いと気持ちも乗りません。
さて、クラシックのコンサートに行ってきました。
自宅から自転車で15分で行ける上に、区民割引で半額になってとてもお得です。
クラシックと言えば、佐村河内氏のゴーストライターの新垣さんが最近よくメディアに出てきますね。
あの事件のせい(おかげ?)でスターに祭り上げられてしまったようです。
ゴーストライター事件が発覚する前、NHKスペシャルで佐村河内氏のドキュメンタリーを見ていたく感動して、図書館で「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を借りてきました。
お金を出して買わないのがケチなのですが、買っていたら「金返せコノヤロー!」と思ったことでしょう。
ただ、この曲は当時から「素晴らしい曲だが、佐村河内氏が障がい者だから過大評価されている」という意見が結構出ていました。
Amazonでもそういうコメントが散見されていました。
新垣さんはとても良い方で人望も厚いようですし、社会的制裁を受けずに、ちゃんと評価されて、仕事できていることは微笑ましいと言ってよいでしょう。
でも、新垣さんが「女性セブン」でファッションモデルデビューしたときは、肩透かしを食らった感じでしたよ。
メディアに乗せられて新垣さんがヒーロー化している現状って、イメージに支配されているいまの世の中を象徴しているようです。
これは、佐村河内氏に世間が騙されたのと同じ構造だと思います。
結果だけを見ていると、佐村河内氏が意図せず新垣氏をプロデュースしてしまったということになりそうです。
人の才能や作品の質なんて、ほとんどの人は分からない。
結局、人が求めているのは、「物語」なんでしょうね・・・