石原慎太郎さんがお亡くなりになりましたねぇ・・・
僕の最初の石原氏思い出は下記の通りです。
子供(確か小学生)の頃、ぼーっとテレビを見ていたら、石原氏が出ていて、戸塚ヨットスクールを擁護して、スパルタ教育を推奨されていました。
子供心に「なんてこと言うんだ、この人は⁉」と思いました。
次の思い出は、ソニーの盛田昭夫氏との共著『NOと言える日本』でした。
バブル期のイケイケの時であったとはいえ、強国であるアメリカの言いなりならず、自己主張をしろ!という意見は、良くも悪くも物議をかもしました。
特に彼が都知事の時代は、僕自身東京都民でしたが、石原氏関連で大江戸線やら、ディーゼル車規制やら、色々なことがありましたねぇ。
良くも悪くも話題になる方でしたし、良くも悪くも決断力のある方でしたねぇ。
文芸評論家の福田和也氏が『作家の値うち』という本で、石原氏の小説を高く評価していたので、何冊か読んでみたのですが、イマイチ、ピンと来ませんでした。
文芸面でも、政治的な信条面でも、あまり共感できない存在だったのですが、逆にそれだけに、常に気になる存在であり続けたことも事実です。
ネット上の追悼メッセージはポジティブなものが多かったですが、「時代が変わったなあ・・・」と思います。
いずれにしても、ご冥福をお祈りいたします。