東京五輪も閉幕しましたが、日本はメダルラッシュで湧きました。
その一方で、アメリカと中国には、逆立ちしても勝てないということも、露呈してしまいました。
アメリカに勝てないのは最初から分かっていたのですが、いつの間にか、中国にも追いつかれ、追い越されてしまいました。
それはさておき、NY株が最高値を更新しました。
このニュースのコメント欄を見ていて、「日本は情けない」みたいな意見がありましたが、それに反論する投稿もたくさんありました。
「日本とアメリカは最初から違うんだから、比べること自体おかしい」みたいな声が結婚あるんですよねぇ。
僕が、会社に入った、90年代後半には、まだ「日本経済は復活して、世界をけん引するかもしれない」という期待もありました。
いまや、その期待は完全になくなってしまったと言ってよいでしょう。
一方で、東京五輪の結果と同様に、「日本はアメリカと中国に次いで、世界第3位を維持できればそれで充分」という意識がかなり一般化したなあ・・・と思います。
現実問題として、たしかに、経済でも、世界3位で居続けることができれば、御の字とも言えると思います。
東京五輪を開催した意味があるのか否か・・・というのは、様々な局面から検証が必要だとは思いますが、「世界第3位を維持できるくらいには頑張ろう」という前向きな意識を日本国民に抱かせたという意義はあったんじゃないかと思います。