前週末には初めての「大学入学共通テスト」が行われましたが、新型コロナの影響で、いきなり異例づくしだったようですね。
記述式の導入が見送られ、マスク着用の中での試験で、マスクから鼻を出して受験して失格になった生徒も出てしまいました。
最初は、「この程度で不正認定しちゃうの??」と思ったんですが、記事をよく読むと、マスク付けられない人には別室対応もしているようだし、何度注意されても従わなかったみたいなので、失格になってもしょうがないのかなあ・・・と思います。
勝手にこの生徒の気持ちを考えると、元からあまり受験する気はなかったんじゃないかなあ・・・と思います。
イヤイヤ受験していて、点も取れそうにないので、意図的にマスク外して失格になったんじゃないだろうか?? と思ってしまいます。
僕が大学入試センター試験を受けた時は、たしか、共通一次試験が廃止された翌年か、翌々年だったと思います。
この時も、出題傾向が変わるんじゃないかとか、そういう話はありましたが、実際は大きくは変わらず、共通一次の過去問で勉強していた記憶があります。
実は、このセンター試験の当日、風邪を引いて体調が散々で、試験結果もダメだった記憶があります。
緊張したりはしなかったので、「本番に弱いタイプ」ではないんですが、風邪を引いたのはプレッシャーの影響だと思います。
高校は「トップの進学校」というわけでもなかったんですが、それだけに、担任の先生は「生徒の尻を叩いて、合格率を上げないと!」みたいな使命が強かったんですよね。
いまだったら、パワハラに当たるようなスパルタでプレッシャーを掛けられて、そのせいでメンタルが追い込まれてしまいました。
結局、志望校は全滅だったんですが、浪人して2年目に受けた時は、プレッシャーもさほどではなく、普通に受けて実力通りの結果が出ました。
「共通テストの結果で人生が決まるわけではない」というのは事実ですが、「共通テスト、およびその後の本試験の結果で、人生の方向性はある程度は変わってくる」というのもまた事実です。
まあ、受験生でこのブログを読んでいる人はいないでしょうが、できた人は素直に喜び、失敗した人はどこかで巻き返せるよう、頑張ってください!!
それはさておき、昨日、散髪に行ったときに、地元の新聞が置いてあって、共通テストの問題と解答が出ていました。
英語なんか、メールのやり取りが出題されていたりして、隔世の感を覚えると同時に、「結構。実践的だなあ」と思いました。
英語に限らず、高校で勉強した内容って、社会に出てから振り返ると「こういう意味があったのか!」と思うことが多々あるんですけど、高校時代は全くそうは思えなかったですね。
- 学校英語だけで英語はしゃべれるようにはならないが、しっかり勉強しておけば、後々覚えは早い
- 社会で習った知識は、今の社会問題を考えたり、旅行に行ったときにより深く楽しむ基礎知識となる
- 高校数学は、様々な科学研究で応用されている(ベクトルにせよ、微積分にせよ、大学に入って専門的に勉強して、始めて有用性が理解できた)
セミリタイアした後に、学校で習ったことを復習してみると、改めて多くの発見がありますよ。