日本

米大統領選もバイデンの勝利に終わりましたが、トランプが負けを認めず、依然としてスッキリしない状況が続きます。

アメリカ国民はどうしてこんなとんでもない男を大統領に選んだんだろう?

と疑問に思わざるを得ないのですが、4年前に遡って考えると、わかる部分もあります。
当時はコロナ問題はなかったし、対中政策もさほど問題にされてなかったです。

最大の問題は「格差」の問題で、「ラストベルト」と呼ばれる地域を中心に、白人低所得者層の支持を取り込めたのが、想定外のトランプ勝利の裏側にあったんですよね。

今回の選挙では、前回ほどにはその層の支持は得られなかったわけですが、それでも大接戦になるほどにはトランプ支持者は相当数残っていたわけですよねぇ。

「トランプが分断を煽っている!」という批判は正しいんでしょうが、煽られて加速されるような分断がすでにあったことは紛れもない事実です。

『21世紀の資本』(たしか)によると、格差拡大は80年代のレーガン政権時代からはじまっていたそうで、根深い問題なんですよね。

リーマンショックも所得格差は是正されるどころか、拡大する結果にしかならなかった。

バイデンは富裕者層への課税を強化し、弱者を救済する政策を取るとは言っているものの、実効性は現時点では何とも言えない状況です。

日本でもトランプ擁護の声が意外に大きく、明確な証拠もない不正投票を本気で信じて煽っている人が結構いることに驚かされましたが・・・振り返ってみると、日本もアメリカに一足遅れて所得格差による分断が起きているんだろうなあ・・・と思わせられます。

コロナで日本も雇用制度の改革が加速してますけど、結果的には、格差拡大は加速されていき、アメリカと同様に、

  • 少数の持つ者(富裕者)
  • 多数の持たざる者(低所得者)

に分断されていくんだろうなあ……と思います。

ただ、日本の場合は、それが政治的な動きには発展しづらいだろうし、自民党一強下では、不満の受け皿となる政党が力を持つことも考えにくいですね。

日本はアメリカほど明確な分断は起きない一方で、「持たざる者」は、声も上げないままにズブズブ沈んでいかざるを得ないのかなあ・・・という、そんな懸念も抱いてしまいます。

会社を辞めてから、個人事業主やフリーランスの人、休職中の人と付き合う機会も増えていますが、彼らの大変な状況を見ていると、格差は着々と拡大している!と思えます。


2件のコメント

  1. aki

    こんにちは!資本主義って、労働する人ではなく、お金を持っている人がより多くのお金を生み出す仕組みですよね。分断が起こるのも自然な流れですよね・・・。なんか皮肉ですよね、頑張ったら頑張った分だけお金がもらえるのが資本主義と勘違いしている人も多い気がします。(わたしの親世代(60代))少なくとも時間の切り売りでは、資本者には追いつかない。
    しかし、幸せは物質的なことでは満たされないって気づく人もたくさん出てきていると思うので、価値をお金や仕事だけにおかなければもっと仲良くやってけるのではと思う今日このごろです。

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    • bucketlist

      akiさん。コメントありがとうございます。実際に一定の資産を持ってみると実感しますが、労働より資産からの方が簡単にお金を得られるし、お金があればあるほどその容易さ、得られる金額は加速します。
      結局、努力する人よりもお金がある人の方が得をする。資本主義社会はそういう世の中だと・・・
      だからこそ、お金を追い求めることに虚しくなる・・・というところもありますが。

      返信

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