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米大統領選が終わらないと、なかなか社会的環境は落ち着かないですね。

「左派高学歴エリートは語義矛盾の存在になり果てた」それでも“トランプ再選”が世界のためになるワケ

エマニュエル・トッドという人は、一見るとぶっ飛んだことを言うんですが、実はちゃんと根拠を持って発言されていて、勉強になります(彼の本も何冊か読みました)。

ソ連崩壊、トランプ政権誕生を予言した人としても知られますが、正直トランプ政権下の4年間をトッド氏が正確に捉えられているかというと、疑問符は付きますし、人口動態でそこまで社会情勢を語られるかというとそこも疑問です(見落としがちな重要な視点ではあると思いますが)。

トッド氏の主張を見ていると、日本もアメリカと似た状況に陥りつつあるなあ……とは思います。

恐らく、所得格差、社会階層の分断が起きつつあることが影響しているんじゃないかと思います。

日本学術会議の任命拒否の問題なんか象徴的なんですが、リベラル派のインテリがいかに問題を指摘しようとも、一般大衆には響かないし、「学者が既得権益を主張している」みたいにしか見ていない人も多そうです。

歴史を見てもわかるんですが、革命を起こすのは、虐げられた下層の人たちではなく、インテリ層だったり、中産階級層だったりします。

低所得層の人たちにしてみると、「劇的な社会変革はなくても良いから、当面の生活を何とかして欲しい!」という意識の方が強いでしょうからねえ。

日本学術会議の任命拒否も、安保法案も、辺野古の埋め立て問題も、彼らにとっては、重要な問題とは思わないでしょうからねえ。

日本がアメリカと違うのは、リベラル派の受け皿となる政党がないことですね。

まあ、自民党は「自由民主党」と略で、英語では「Liberal Democratic Party」つまり「リベラルで民主的な党」という名称ではありますからねえ。

僕としては、もうちょっと野党が強くなってもらいたいと思うし、事実に基づかない思い込みに基づいて物事を判断する現代の風潮が蔓延するのはよろしくないとも思っていますが。

ちなみに、大統領選に関しては、僕自身は、最近はなんだかんだ言っても、今回はバイデンが勝利するだろうと思っています。
ここまで分断が進み、新型コロナも収まらない状況なので、バイデンが大統領になっても前途多難だろうな……とは思いますけどね。

で、日本はどうなるかというと…… 全体的に保守化は進んでいくんだろうなあと思います。

トッド氏の言う「左派高学歴エリート」の矛盾は日本にもありますが、彼らは支持もされていなければ、日本を変える力もないでしょうから。

「それ良い」と言っているのではなく、現状を見るとそうなるだろう……と思えるわけです。


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