野球

昨夜、NHK BSプレミアムの『アナザーストーリーズ』は、2004年の近鉄‐オリックス合併、そしてプロ野球1リーグ化に対するストライキを扱っていたのですが、面白かったですねぇ。

アナザーストーリーズ「プロ野球ストライキ 逆転劇の舞台裏」

プロ野球には興味はなかったんですが、ライブドアや楽天が参入を表明してきて、ビジネスニュースとして動向には興味を持って見ていました。

ナベツネが「たかが選手が!」と発言して、ネット上では「老害」とバッシングを受け、新旧企業の戦いの様相を呈してきて、傍から見ていても面白かったんですよね。

その当時は、僕自身は「企業が球団を持つことは、宣伝効果を考えても、不良資産を抱えるだけで、メリットはない」と考えていました。
ホリエモンや三木谷さんは、話題づくり、あるいは経営者の酔狂としてやっているように見えたんですよね。

ところが、楽天ゴールデンイーグルスの経営は初年度から黒字化。
球場と一体で経営することで、入場料や飲食、グッズという物販も含めて収益を上げていくビジネスモデルが功を奏したし、地域密着型の経営で地元ファンをしっかり押さえることにも成功。

その後、パリーグは活況を呈しています。

巨人一強の時代で、巨人戦に頼り切っていた、プロ野球業界に一石を投じた出来事だったんですねぇ。
いまでも、メディアであからさまにナベツネ批判をするのははばかられるようですが、番組を見ていると、ナベツネ、およびその一派の旧勢力の老害ぶりが伝わるような内容ではありました。

結果的には、新規参入が経営努力を促し、不振のパリーグを活性化させ、球団経営の在り方も変えたのですが、良い結果になったと言えるでしょうね。

日本の金融業界も、旧勢力だけだったら、いまのIT化の流れに完全に乗り遅れて、利用者が不便を強いられ、ガラパゴス化して世界の潮流からも取り残されていたでしょうね。

自動車業界も、テスラやGoogleが参入してきて、電気自動車やら自動運転やらの革新が生まれ始めています。

一方で、日本のメディアを見てみると、YouTubeやら、Netflixやらの「黒船」が代替メディアを提供し、視聴者を奪ってはいますが、本丸の電波メディアには参入していません。
新聞も同様で、ネット上ではもはやオールドメディアの敗北は既定路線ですが、紙の新聞にはほとんど新規参入はありません(参入して美味しいビジネス化というのはあるが)。

そのせいか、オールドメディアの改革は進まないですねぇ。
いずれにしても、読者や視聴者は新規参入組に奪われていくのは確実なので、改革ができなければ衰退の道をたどるだけでしょうね・・・

残念ながら、日本の多くの産業では、メディアと同様の動きを見せていることが多いのですが・・・


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