労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様でした
恒例のとまぴー
じゃなくて、トマ・ピケティ『パリ白熱教室』受けのお時間です
本日は6回目、最終回です。
今回も意外な話がいくつかありました。

  • 所得税は20世紀に導入された新しい税制である
  • 国民総生産に占める税金の比率は、過去よりも現在の方が高く、発展途上国よりも先進国の方が高い
  • 高い最高税率は、戦後の日本、ドイツが採用したが、これはアメリカ占領下で、アメリカが不平等を是正するために導入させたもの。実際、当時のアメリカの成功税率は高かった
  • 最高税率の高さと生産性の関係は証明されていない。役員報酬の高さと生産性の関係も同様。累進課税によって生産性が低下するという根拠はない


税制のあり方は時代によって大きく異なるということです。
所得是税、資産税、相続税のバランスをどう設計していくかが重要という話がありましたが、本講義では、それ以上具体的な話は出てきませんでしたね。
ピケティの提案には批判もあるし、実社会においてうまくワークするのかは正直私には分かりませんが、彼の主張はデータと、そこによる推論から導き出されていて、私には不整合があるようには思えませんでした。
だからこそ、現在において大きな影響を及ぼしているのでしょうね。
逆に、主張だけを見ると、特に新しいことが言われているわけではないのですがね。
いずれにしても、勉強になる講義でした。
本題から逸れますが、現代という時代は、高いお金を払って高等教育を受けなくても、やる気さえあれば、高い教養を身に着けられる、いい時代だと思います。
なお、過去のレビュー(?)は下記を参照ください。
第1回 金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏人に~21世紀の資本と白熱教室~
第2回 『パリ白熱教室』と『21世紀の資本』と『金持ち父さん貧乏父さん』
第3回 富の格差と教育の関係と最低賃金と~パリ白熱教室&21世紀の資本~
第4回 資産格差とその是正~パリ白熱教室&21世紀の資本~
第5回 富の格差を生み出すメカニズム~パリ白熱教室&21世紀の資本~
     本当の資産家は誰なのか?~『パリ白熱教室』追補~

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