『まれ』(NHKの朝ドラ)が最終回を迎えました。

見てない人には???と思いますが、ちょっと思うところを書きます。

批判的な意見も多く、特に『あまちゃん』と比べると云々・・・みたいなことを言っている人が目立ちましたが、僕は楽しんでみました。
脚本は綿密に練られていたと思うし、登場人物のキャラクターも多彩でした。

ただ、前半は朝ドラの定石を壊す新しい表現、展開をしてくれるかも・・・
と期待を抱かせてくれましたが、結局は王道路線に落ちていった感があって、そこは残念です。

主人公の希(まれ)が父親の夢に振り回されて夢アレルギーになって成長するのですが、いずれパティシエの夢に目覚め・・・
みたいな話ですが・・・

『あまちゃん』が「成長しないヒロイン」という新しい世界を切り拓いたように、夢を見ないヒロイン、あるいは夢を諦めるヒロインというのがあっても良い気がします。
実際、夢を見ない若者も増えてるわけですからね。
朝ドラでこれをやってしまうと、視聴者からクレーム来そうですが。

あと、『あまちゃん』もそうでした(というより、NHK全体がそうなんですが)が、地方をかなり美化してますね。
普通じゃない家族が地方に移住してきたら、好奇の目で見られ、噂の種になります。
なかなか地元の人たちに受け入れてもらえないのが実態です。
実際、僕の家庭がそうだったんですが。

もう一つ。
希(まれ)の弟の一徹は元々データが大好きで、デイトレーダーとして生計を立てていたのが、子供が出来たのがきっかけで、嫁の家業の塩田を継ぐことになります。
周囲から「向いてない」と反対されるのですが・・・
デイトレーダーという職業(?)を描いている点、必ずしも批判的に捉えていない点はちょっと新しい感じがしましたが、最終的に塩田を継ぐのは???と思いましたね。
人間、向き不向きがあるし、自分が向いているところで活躍すればよいと思います。
僕が彼の立場だったら、塩田を守りたいとしても、自分で継ぐことはせず、デイトレで儲けたお金で継いでくれる人を雇いますね。
その方が、富も最大化するし、世の中にとっても良いと思います。
まあ、人間は必ずしも合理的に動くわけではないし、非合理な行動を取るところがドラマの面白いところだったりするわけですが。

あれっ?
なんか批判ばかり書いてしまいましたね。

希(まれ)が夢をかなえる途上で最終回を迎えたのは良かったですね。
本当に夢をかなえるのはさほど楽ではないですからね。

にしても、NHKというのは、真面目にコツコツ働く人を応援する放送局ですね~。
まあ、良いことだとは思いますが。


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