ビジネス男女

NHKスペシャル私たちのこれから#長時間労働

NHKって、クリスマスにあえて(?)、時節にそぐわないヘビーな番組をぶつけてくるので、好きです。
20年ほど前のことですが、クリスマスイブにルワンダの内戦のドキュメンタリーをやっていて感動したことがあります。
キリスト教は国教でもなければ、クリスマスは国民の休日でもないので、クリスマスに迎合しないのは、日出ずる国の公共放送として正しいあり方です。

さて、今回の番組はケーススタディ、専門家+芸能人+一般人の討論会と言う形式で進められました。

正直、処方箋を提示する段階までは行けていない感じがしましたが、良い問題提起、議論の喚起にはなっていたと思います。

面白かったのは、残業手当の原資を社員のボーナスにして、残業しない部署ほどボーナス額を増額したIT企業の事例です。
僕もそうなのですが、残業手当を含めて、十分な給料をもらっているという感じなので、残業ゼロになってしまうと、収入がガタ落ちしてしまうんですよね。
長時間労働の改善には、社員の所得の確保が重要ですよね。

一方で、業績は維持しなければならないので、そこが経営者としては悩みどころです。
お客さんにちゃんと説明して理解してもらうとか、工程の管理を細かくすることで業務を効率化していくという取り組みが紹介されていました。
コンビニや運送業などのサービス業では、必ずしも現状のサービス品質を維持する必要はないと言った意見もありました。
ドイツなんかでは、深夜に買い物すると割高になったりするそうです。

僕自身、深夜にコンビに行くことはあまりないし、収益性が低いのに、ムリしてサービスを提供する必要はないとは思いますね。

いずれにしても、日本の労働生産性は先進国の中で最低水準に来てしまっているので、労働時間を短くして生産性を上げることは必要だし、可能ではないかと思います。

一方で思うのですが、日本の労働者って、労働時間が長いことをあまり苦痛に思ってない人も多いんじゃないかなあ・・・
番組では、定時で終わって、子育てにいそしむイクメン社員が紹介されていましたけど、こういう人ばかりじゃないと思います。
定時で終わっても、自宅に居場所もなければ、やることもなくて途方に暮れてしまう人も多いんじゃないかな。

まあ、あと数日で無職になってしまう僕がこんなことを論じているのもシュールなわけですが。

あれ、クリスマスイブをムダに使ってしまったかな??


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