アメリカ国旗

NHKスペシャル“トランプ大統領”の衝撃やってました。

不測の自体にも関わらず、NHKは対応早いですね。
NHKに限らず、大統領選で報道関係者は過労状態なんじゃないでしょうか。

それはさておき。
選挙前は、「トランプは差別主義者だ!」「トランプは政治を分かってない」「下品な成金だ」「トランプが大統領になったらアメリカは終わりだ」「日本経済は大きな打撃を受ける」「円高が進む」「株価は暴落する」「世界平和が崩れる」みたいなことがひたすら言われたのですが・・・

トランプ当選後は、暴言は鳴りを潜め、融和的な態度を取り始めた。
それで、「意外にいい人かもしれない」「デメリットだけではない」「優秀なビジネスマンだ」みたいなことも言われ始めていて、上に書いてきたような発言はどんどん後退しています。
株価は、極東の某国が一時的に値下がりしたものの、おおむね堅調ですし、円安が進んでいる。

ことごとく予想は当たってないんですよね。
「メディアの報道を鵜呑みにしてはならない」ということを改めて実感しました。

で、本番組ですが、これまで語られていた論点が、新しい状況も踏まえて整理されていて、勉強になりました。
トランプに対しても、だいぶ中立的な視点から語られていたと思います。
どちらかというとネガティブかと思いますが。

さて、退役軍人の現状は、これまで知らなかったことでした。
米国には退役軍人が2000万人もいて、彼らが低所得地域に住んでいる。
国家のために戦い、傷ついた元軍人が、米国第一主義、世界の警察としての立場からの撤退を唱えるトランプ支持者に回った。
退役軍人たちのの家族や親せきも、少なからず彼らの影響を受けている。

クリントイーストウッドは共和党支持なんですが、なぜそうなのかこれまで理解できませんでしたが、この番組を観ていて、『アメリカンスナイパー』の意図が理解できた気がします。

あと、トランプがマスメディアではなく、ツイッターを活用して有権者と直接コミュニケーションして、そこからトランプの主張に共感する声が拡散していったという話も、あまり意識していない点でした。
「トランプがこういう暴言を発信している」みたいな報道は見たのですが。
オバマの選挙戦略でのSNSの活用はすごくもてはやされていたのですが、今回はあまりそういう話題はなかったですからね。
振り返ってみると、トランプってかなり戦略的に選挙戦を戦っていたのかなあ・・・と思います。

さて、前半にグローバル化によって職を奪われる労働者の姿が描かれていました。
日本では、アメリカの企業といえば、アップルとかグーグルとか、シリコンバレー系のIT企業がクローズアップされますが、製造業は大きな打撃を受けているんですねえ・・・

アメリカだけでなく、欧州でも同様の動きが見られます。

日本は移民問題はあまりないですが、経済格差の問題、貧困の問題は同様にあるし、IT化やグローバル化の弊害も出始めていると思うんですよね。
SNS上では韓国や中国に対する差別発言もバンバン回っていますしね。

でも、欧米ほど大きく世界が動くことはないんですよねえ・・・
日本がまだマシなのか、民衆のエネルギーが欠けているのか、どっちなんでしょうかねえ?


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