ロンドン

さっき、NHKスペシャルイギリス EU離脱の衝撃 ~日本経済への波紋は~をやっていました。

離脱が決まって1日半しか経ってないのに、このレベルの番組を作ってくるNHKはさすがだなと思いました。

いさささか悲観論に傾き過ぎじゃないかなあ・・・とは思いましたが。

特に深くはないですが、経済だけでなく、政治や市民生活に対する影響について、分かりやすくまとめられていたと思いますよ。

各所で語られていますが、離脱の背景には、英国、そして欧州諸国での所得格差の拡大があるんですよね。
アメリカのトランプブームなんかともつながるところがあります。

いまや、国や民族による分断よりも、所得格差による分断の方が深刻なのかな・・・と思いました。
日本社会が英米ほど分断されていないのは、所得格差が少ないことがあるんだなあと思いました。

あと、地域の格差。
ロンドンのエリート層はEU残留を望んでいるが、地方在住の市井の人は、決してそうではない。
ところが、メディアは都心のエリート層中心の報道をしている。
世界の人々は、そっちの情報に触れているため、判断を見誤る。

番組を見ていると、EU離脱は賢明な選択だとはとても思えません。

90年代前半に読んでいた西部邁の著作で、「民主主義は衆愚政治に陥る懸念がある」みたいなことが繰り返し語られていました。
民主主義に疑念を抱くことは、当時としてはタブーに近かったので、僕としても「極論だなあ」と思っていました。
でも、いまとなってみると良く分かります。

個人の欲望を多数決で集約したところで、国家や社会にとって最適の解が出るわけではない。
そんなことを痛感しましたね。

あと、民主主義を有効に機能させるためには、格差の是正が必要なんだな・・・と思っています。

負け惜しみで言うわけではないですけど、株式投資をやっていなかったら、英国のEU離脱なんて、ほとんど気にしてなかったと思います。
まあ、そういうことを勉強しなくても資産運用はできますがね。


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