お金お札

『半沢直樹』特別総集編の後半が放映されました。

前半のレビュー(?)は本ブログでも書きました。

「半沢直樹」を面白いと思う後ろめたさ

やっぱり、良くできた面白いドラマだと思います。

このドラマを「時代劇だ」と言っている人がいましたが、言いえて妙だと思いますよ。

ギリギリまで我慢して、最後に爆発して、復讐を果たす。
場合によっては、一銭の得にもならないことでも、名誉を守るために奔走する・・・
まさに、忠臣蔵の世界観ですよね。

逆に言えば、日本企業のメンタリティって、江戸時代とたいして変わっていないと言いうことでしょうか(!?)

まあ、『半沢直樹』の場合は、敵が不正を働いていて明確な「悪」なので、復讐してもスッキリできるわけですが、現実の会社というのはなかなか複雑で、善悪が明確に割り切れないんですよねえ。

僕自身、入社4年目くらいの時に、たまたま酷い上司につくことになってしまい、大変な苦労をさせられました。
何とか、それより上の人たちも巻き込んで、その上司に問題があることを認められ、その上司は担当から外されました。

仕事の方も、何とか収まりが付いたのですが、後味はかなり悪かったんですよねぇ。

裏で動いてくれた優秀な先輩が言っていたのは、「目的は、君の上司を追い込むことじゃなくて、仕事をスムーズに進めることだよ」ということです。

ビジネスの世界と言うのは、必ずしも善悪や敵味方では割り切れるものではないんですよね。

たとえ競合している会社でも、実際は共存共栄の関係にあったりもするので、叩き潰したところ、必ずしも自分や自分の会社が得するわけではありません。

会社の上司や同僚はなおさらで、利害が相反するとしても、うまく調整して円満に解決できるのがビジネススキルであって、「倍返し」とかしていると、内部の摩擦ばかり高まって、ビジネスがスムーズに進まなくなるんですよねぇ。

半沢直樹氏自身は、復讐の目的があるので、会社を辞めて転職するというのはなかったんでしょうが、優秀であれば、外資系なりからヘッドハンティングされるでしょうから、転職して数倍の報酬を得て、元上司なんかに対して「ザマーミロ!」とか心の中で思って留飲を下げていればよい。

それだけの話です。

まあ、ドラマの世界にイチイチこういう突っ込みをするのも野暮なことです。
何気に、次の日曜からの続編も楽しみだったりします。


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